こんな親分がいたらいいなあと思いました!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月21日 10時36分
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総合評価:
4.0
堤真一がバリで現地の人と仲良く事業を展開していくストーリーです。堤真一は一見怖そうな、うさんくさい中年のおっさんですが、誰とでも仲良くなり、心を通じ合っていく姿はカッコよく、見習うべきことが多々あると思いました。仲良くなるコツは、人を信用するということで、騙されたりすることもありますがそれでも現地の人を悪く言わず、自分に責任があるという信念で対応しており、素晴らしいなあと思いました。このような親分がいると、ある意味で突っ走ってしまうことがあるので大変な部分もありますが、最終的には周囲の者みんなが幸せになれると思います。堤真一の子分的な位置づけであった玉木宏は、親分の良き理解者でした。あの二人は名コンビであったと思います。日本から尾野真千子を追ってバリにやってきた謎の人物は、オチに使われ、お笑い担当員として楽しませてもらいました。この映画を通じてバリの住民の人柄やバリの風景を見ることができ、バリに旅行したくなる気分になります。