ROOKIES 卒業
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月20日 20時55分
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総合評価:
5.0
ザ・青春高校野球物語って感じです。高校野球を経験した人は泣かずには見られないです。不良少年だった野球部が本気で甲子園を狙って必死に努力してとうとう上り詰めた決勝戦の相手は中学時代に全く手が出なかった安仁屋のライバル。試合は常に劣勢だがあきらめない二子学にまた感動。試合中にもキャッチャーの若菜が怪我をしてしまい強がる若菜に「お前だけがいてーんじゃねーだよ、みんながいてーんだよ」という何とも仲間思いのセリフに涙がとまりませんでした。そして若菜の代わりに怪我をしていた御子柴が若菜の穴を埋めるべく急遽出場。誰かの足りないところをみんなで補っていこうというチームワークに何があってもあきらめない選手たちに感動必須です。
また、ドラマの続編ということもあり、これまでの過程で一番選手たちの支えになった川藤先生へのみんなからの感謝の言葉を言うシーンでは選手たちの成長、感謝の気持ちがこれまでの苦労を知っているからこそこみ上げるものがありました。
この映画が公開されてから10年近く経ちますが何度見ても号泣もんです。
強いて言うなら、御子柴役の小出恵介がやらかしてしまったのが残念です。