お月様には悪いけど
レスラーの契約に渡米したツルカメ興行の社長鶴田亀造は、帰りの旅客機の中で、馴染みの芸者小はんにそっくりの、春雨いと子という洋裁学院長と知合った。社長秘書の桑原昭太郎は、はと子社長夫人から云いつかって、何時も社長の浮気を見張っていたが、この旅客機のエアガールあき子は彼の恋人であった。亀造がいと子に色眼を使う間に、昭太郎も秘かにあき子と愛の言葉を交していた。さて、東京へ帰って来た亀造は、また、小はんを相手に浮気をはじめるが、怒るはと子の術策で小はんには好きな人があると偽らせ、二度と亀造と会わぬ様に小はんに約束させた。ところが一方、春雨いと子は色仕掛けで学院のために融資させようと、亀造を誘惑した。小はんと瓜二つのいと子と一緒に居る夫の姿を見て、はと子は烈火の如く憤激し、昭太郎に命じて小はんの許へ手切金を持って行かせた。ところが意外や、小はんは昭太郎の恋人あき子の姉であるということが分った。小はんは妹を一人前にするために斯う云う稼業をしているので、あき子が昭太郎の求婚を退けていたのもこのためであった。ところでこの時、妹芸妓小きんの注進で、亀造が春雨いと子にうつゝをぬかし、それがために小はんがぬれぎぬを着たのだということが分った。小はんは一策を案じ、洋装していと子に化け二人の仲を裂いた。亀造は、はと子のためにのされてしまった。一方、泉水のほとりで抱き合っているのは昭太郎とあき子、それを見ていたお月様がニヤニヤとお笑い遊ばした。
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お月様には悪いけどの映画情報
公開日: 1954年12月29日 / 上映時間: 67分 / 製作年: 1954年
- 映画監督
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堀池清
- 制作国
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日本
- ジャンル
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- 日本興行収入
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- 世界興行収入
- 参考
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