暗い雰囲気の、やくざと売春婦の物語です
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月19日 14時38分
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総合評価:
3.0
この映画は昭和時代を彷彿させるような雰囲気が漂っています。映画の概要を一言で表現するとヤクザと売春婦の悲しい恋物語です。売春婦を演じる宮地真緒はスナックのホステスという位置づけですが、実態はスナックの2階に客を連れていき、セックスするという売春婦です。このスナックには何人かのホステスがいますが、そのホステスを取り巻く暗い背景が見事に描写されており、裏社会を垣間見ることができます。宮地真緒が惚れたヤクザを演じるのは毎熊克哉です。毎熊克哉の鋭い目つきと、ぼそぼそっと話すしゃべり方は生き方が不器用なヤクザの役が見事にマッチしていました。ヤクザではありますが宮地真緒の息子に喧嘩の方法を教えたりなど子煩悩的な一面も見られます。ストーリー、そして背景が非常に暗いですが、全体を通して見ると満足感はないけど楽しむことができました。そして一番の見所は、宮地真緒のヌードが見れたことです。宮地真緒の巨乳は少々垂れ気味ではありますが、見れて良かったです。