名探偵コナン 瞳の中の暗殺者
警察官が連続して殺される事件が発生した。凶悪テロ、あるいは過激派の犯行なのか? 殺された2人はいずれも警察手帳をにぎりしめていた。コナンは小五郎とともに事件について聞き出そうとするが、白鳥刑事が放った一言は“Need not to know(知る必要のないこと)”。これは警察内部で使われる用語で、事件が警察内部に関わることを意味する。警視庁からの情報がない中、ついには蘭の命までもが狙われる!
このレビューにはネタバレが含まれています
蘭と新一にスポットを当てた作品でコナン映画でも、こういうのは無いんじゃないんでしょうかね。蘭はトイレで佐藤刑事が撃たれてしまった光景を目撃してショックのあまり記憶を失くしてしまいます。それは犯人にとっては好都合であった。 序盤から殺人事件が多発しますが、それが全て警察関係者ばかりという特異な事件でしかも唯一の目撃者の蘭が記憶喪失とう八方塞状態。 遅々として進まない展開に警察から「Need to not know」(知る必要のないこと)と言われるのですが、あれって警察内部の隠語みたいなものなのでしょうか?極秘捜査の何かなのか実際にそういうことを言っているのかがとても気になりますね。 これ実は途中で私犯人がわかっちゃいました。ある場面であれ?今あれしたよね?これってもしかして・・・ そう思いながら見ていくと、それがだんだんと確信に変わっていきました。そして犯人は「あぁ・・・やっぱりそうだよね」となりました。 しかし小五郎はどの映画をみても蘭に100%の愛情を注いでいるのがよくわかって、とても好感がもてます。この作品でも懸命に蘭を支えようと奮闘しています。 新一の蘭への決めセリフは中々しびれる展開でした。ああいう状況になることは現実ではそう無いとは思いますが、似たような状況でああいうこと言われたい女子って多数いるような気がします。 コナン映画だけど事件を丁寧にトレースしたり、人間関係をきちんと描いた良作だと思います。
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