ストーカーの研究という映画です
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月23日 03時04分
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総合評価:
4.0
門脇麦が演じる主人公の女子大学生が、卒論テーマとして見知らぬ人を尾行するというストーリーです。尾行して人間観察をしていくわけですが、要するにストーカー行為と同等です。現実にはこのようなストーカー行為に当たる卒論テーマは社会通念上ありえないテーマであり、実際にあったとしたら尾行がばれた瞬間に大学、教授が批判を喰らい、ネット上では大炎上になると思います。また尾行するのにお金がかかるので大学生には金銭面において厳しいと思いました。門脇麦は映画では内気な女子大学生を演じていましたが、暗そうな役柄というのは似合っていると思い、演技が上手でした。教授役はリリー・フランキーが演じました。この教授は入院して体調を崩している母親を安心させるために偽装結婚をしていましたが、偽装ではあるけど接していくうちに教授は惚れていったようでした。偽装結婚の解除後に惚れた仕草を見せていましたが、それ以降は教授のラブロマンスは何もなく、その点についてのみ不完全燃焼でした。