東海道四谷怪談
備前岡山でお岩の父・四谷左門を斬殺した民谷伊右衛門は、その事実を隠し、お岩姉妹を連れて江戸・四谷左門町に移り住む。ある日、伊藤喜兵衛の娘・お梅を助けたことで立身の道が開けた伊右衛門は、お梅との祝言を決意し、邪魔になったお岩の殺害を計画する。
数ある怪談映画の中でも最高傑作との呼び名の高い一本。 いやはや、とんでもない迫力でした。。。 お岩さんも怖いんですがね、天知茂演じる伊右衛門の狂いっぷりというのが圧巻で、表情の細かい動きとか、神経ヤラレてるって感じがよく出ておりました。 制作費も、撮影日数も限られた中で撮られた作品らしいですが、そんな裏事情を全く感じさせないクオリティの高さでした。 正直、後半は恐怖描写の釣瓶撃ちにクドさを感じる場面もあったのですが、力の入り方というのが、今では考えられないレベルなんだなあと痛感しました。 それと、この『四谷怪談』って幽霊や怪異が一切、直接手を下してないんですよね。 全て精神を病んだ伊右衛門の見た幻覚という解釈も出来るというのが、何より面白いなあと思いました。 怪談映画の名匠・中川信夫監督の偉大さも、本作からメチャクチャ伝わりましたね。 76分間に、今のJホラーでは味わえない創意工夫と執念のようなものが詰まっています。 もっと監督作を観たいです。
↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓
→【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版
→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版
→映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。