愛されるダメ映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月28日 16時48分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
同名のテレビドラマを原作にした映画ですが、ストーリーは独立しておりテレビドラマ等の予習無しでも十分見られます。
主人公のミッチ・ブキャナン役をドウェイン・ジョンソン、新入隊員のマット・ブロディをザック・エフロンが演じており、パッケージでも2人の筋肉美が披露されていますが、肝心の内容は散々です。
序盤から下ネタ・お色気シーンがバンバンある割に主役2人のアクションシーンはごくわずかで、どう見ても怪しまれそうな潜入捜査等、ツッコミどころも多いです。
また、マットは主役の1人にも関わらず終盤まで所謂ウザキャラで、ザック・エフロンのイケメンマッチョぶりがほとんど活かされていません。
ただ、一方で妙な魅力があるのも確かで、ミッチの頼れる兄貴分・リーダーという性格は良いですし、マットも最終的には見事な成長を見せてくれ、ツッコミどころはあるもののストーリー自体は分かりやすい勧善懲悪の展開のため、娯楽作品として必要な要素は一通り入っています。
この映画はその年の最低な映画を決めるゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)を受賞しましたが、わざわざ「ひどすぎて逆に大好きになったで賞」という部門が新設されたという事実が全てを物語っているかもしれません。
イメージワード
- ・楽しい
- ・笑える
- ・勇敢
- ・かっこいい
- ・コミカル