映像美と刺さるキャスティング
2021年8月14日 14時54分
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総合評価:
4.0
高品質で難解なストーリーで有名な本作。多少、解説に目を通しながら鑑賞すれば、まったく置いていかれることはありません。ただ、映像美が優れており、別画面との往復はちょっともったいないかもしれません。2回みるのを前提で鑑賞がおすすめです。
ジョセフゴードンレビット、トムハーディやトムベレンジャーと一部の人達に深く刺さるキャスティングです。私にとっては、ほとんどアベンジャー状態です。それぞれのキャラクターもマッチしていて、会話が楽しいですね。今となっては過去のエレンペイジが確認できる貴重な作品でもあります。
映画の核となる世界観やギミックが楽しく、適度に頭を使いながら見ることになります。難解すぎないようにしつつ、モルとの物語の切なさが響きます。列車のシーンは個人的にお気に入りです。
きれいな映像のおかげで、アクションでもいちいち画面が素敵ですね。雨や雪など天候
を変えつつ、バラエティゆたかです。
ラストの締め方も憎い、良作です。