もっと生きていてほしかった・・・
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月13日 14時13分
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総合評価:
4.0
写真しか見たことなかったので、とても強くてきついタイプの女性なのかなと先入観があったのですが、実際は小柄でおとなしくて声もおっとり、とにかく真面目な人とわかり少しびっくりしました。彼女がアメリカの女性にとってどれだけ偉大かがわかりました。もちろん世界中にも影響を与えていると思います。そして、RBGを失ったアメリカの裁判所はこれから大変だろうなと・・・。
「優遇してくれとは言いません、ただ、踏んでいるその足をどかしてください」
彼女の時代はまだ女性が弁護士になることは普通ではなく、ロースクールにもほとんど女子はいないし、男性は女性に賢さなど求めていない時代だった。逆境の時代に最愛のパートナーや友人たちの応援もあり、弁護士となり男女平等の権利を求める様々な裁判で活躍、1993年クリントン大統領のもとで最高裁判事になる。
彼女のしゃべり口はとても優しく、人を説得するときは声を荒げたりヒステリックになったり感情的になっては伝わらないと心得ていたそうです。本当に子供に絵本を読んでいるような語り口でした。リベラル派、保守派の間を取り持つような役割を心がけ、お互いが納得できる落とし所をつくるようにしていたというのが印象的だった。パートナーのマーティンも最高!
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