努力することの大切さを学べるとてもいい作品です。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月18日 17時34分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
偶然見つけた新種の双子恐竜・キューとミューを育てて、最後は彼らが元いた時代、白亜紀へ返すため、時空を超え大冒険する物語--です。
やっぱ、ドラエもんしか勝たんです。
一言でいうと、努力することの大切さを学べる大人でも楽しめる感動物語です。
キューはのび太を助けるために飛べるように進化して、のび太も現代に戻って逆上がり成功させて約束守るのが感動過ぎです。
現在の定説である、恐竜が絶滅したから哺乳類(後の人類)が繁殖できたってのじゃなくて、のび太が恐竜を助けようとしてなかったら、キューが鳥に進化せずに人類は存在していなかったって展開が鳥肌でした。
さらに、ジュラ記で島の模型を落とす伏線もすごかったです。ちゃんと全てに意味が込められていました。
あと、昔よりも作画がすごいです。僕は小学生の時にピー助の映画を見たんですが、その時とはくらべものにならないくらい綺麗です。のび太がヌルヌル動きます。すごすぎです。
木村拓也さんが声優をやっているキャラの「恐竜が羽を進化させたように、人間は豊かな感情を進化させたのかもしれない」って決め台詞が最高にかっこいいです。
今の社会を見ると、悪口とかいじめとか負の感情ばかりクローズアップされがちだけど、本来、人間には励まし合うとか助け合うとか喜びあうとか正の感情もしっかりあるよねって気づかされます。
つい傲慢になりがちだけど、この体はいままでの歴史のおかげでできているということを忘れずに日々、努力、感謝、笑顔を大切にしていきたいと思いました。
「ドラえもんなんて子供向けでしょ」って思っている大人の方にこそ見てほしいと思いました。
イメージワード
- ・楽しい
- ・笑える
- ・泣ける
- ・勇敢
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