「初期PUNK好きには堪らない内容！」少年メリケンサック gbyn01さんの映画レビュー

少年メリケンサック Brass Knuckle Boys

初期PUNK好きには堪らない内容！

このレビューにはネタバレが含まれています

gbyn01

2020年8月26日 19時04分役立ち度：0人

総合評価： 5.0

クドカンワールドが爆発で初期のPUNKが好きだったおじさんにはたまらない作品だと思いました。もちろん、そうでなくても笑える内容にはなっています。

暴力的で下品だけれども、実は純粋で真っ直ぐなPUNKおじさん達と宮崎あおいちゃん演じる“かんな”との不思議な関係を描いているだけと言っちゃえば否定はできません。ただ、そんなシンプルなストーリーの中に笑えるし泣ける要素が凝縮されています。正直何度観ても笑ってしまいます。

個人的には木村祐一さん演じる春夫がGOAというギターポップバンドのステージに乱入して「ギター弾くときは眼鏡はずせ！」と言って殴りつけるシーンがとても大好きです。たぶん初期PUNK好きのおじさんならみんな共感するでしょうw

また、知る人ぞ知るスターリンの遠藤ミチロウさんやスタークラブの日影さんアナーキーの仲野さんや、ギターウルフのUGなどのパイオニアの面々がホントちょい役で出演しているというところも最大の見どころです。