人数の町
借金取りに追われた揚げ句に袋たたきにされていた蒼山(中村倫也)は、ひげをたくわえて黄色いツナギを着た男(山中聡)に助けられる。男からデュードと呼ばれ、居場所を用意してやると言われた蒼山は、とある町にたどり着く。衣服も食事も住居も保証され、むさぼるようにセックスができるその町での日々を謳歌(おうか)する蒼山だったが、出入りするのは自由なのにも関わらず、なぜかそこから離れられないことに気づく。町の住人たちとの交流を重ねながら、蒼山はその謎に近づいていく。
中村倫也さんのファンなのとても楽しみにしていた作品です。結論から言うと想像以上に良かったです。 入りからバイブルなんて出てきてなんだか楽しそうとワクワク。そこからストーリーはディープになっていきますが先が気になって目が離せません。 社会不適合者の寄せ集めなような場所、本当に日本のどこかにありそうだなと感じました。統計というか数としてしか自分の存在意義はなく、でも衣食住の保証、自由気ままな自堕落生活が送れる。そこにいられるのが本当に幸せなのかどうか。それは完全に人それぞれなわけですが、現代のこの混沌とした社会の中にいたら、喜んで行く人も多いんだろうなとか考えてしまいました。 現代批判の社会派作品だと感じました。 中村倫也さんと石橋静河さん以外のキャストはあまり有名な方が出ていないので、それもあってか過剰な派手さもなくじっくりと観れます。 ラストは考え深いですね。どうとるかは人それぞれ。観終わった後にみんなであーだこーだ言い合うのも楽しいと思います。
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