館長、最後の日
竹石研二は50代のときに会社員を辞めて、埼玉県深谷市にミニシアターを作った。その映画館の名前は「深谷シネマ」。\n客席は60席、日本で数が減りつつある貴重なミニシアターのひとつである。\n深谷シネマは地元の市民やボランティアスタッフに支えられ、22年間、世界各国のたくさんの映画を上映してきた。大林宣彦監督や山田洋次監督など、日本の有名な映画監督や俳優たちも、積極的に舞台挨拶に駆けつける場所となっている。\nそんな深谷シネマだが、竹石研二は76才になった新年、館長の座を退いて、後進に映画館を託す決意をする。\nこのドキュメンタリーは、脱サラしてひとりで映画館を作った竹石が、館長を辞めるまでの3ヶ月の軌跡を追ったものである。\nときに塚本晋也監督の舞台挨拶の司会を務め、ときにジャンクとして譲り受けた膨大な古い16mmフィルムを整理して上映会を開催し、ときに子供へ映写機の仕組みを教える。\n日本のミニシアターは恒常的な赤字にあえいでいるため、金銭的な苦労が絶えず、スタッフとの軋轢も生じる。\nだが、自分の愛した場所を若いスタッフに引き継いでいくため、竹石は最後の日まで笑顔で受付に立ち続ける。
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館長、最後の日の映画情報
公開日: 2027年1月9日 / 製作年: 2026年
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