カールじいさんの空飛ぶ家の豆知識・失敗談

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  カールじいさんの空飛ぶ家

  2009年12月5日 上映 / アメリカ / 103分

  4.2/5.0

  3件

  いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールも、今や78歳。最愛の妻は亡くなってしまい、夢をかなえるには年を取り過ぎている。しかし、何と数千の風船を家に結びつけ、空高く飛び立つことに成功。カールは8歳の少年ラッセルとともに冒険の旅へと出発する。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  本作の世界公開日の前に、ピクサーは、死ぬ前にこの映画を見たいという10歳のコルビー・カーティンちゃんの願いを叶えた。コルビーちゃんはがんと診断されていて、映画館に行くことができなかった。ピクサーの社員が、完成した映画のDVDを持ってカーティンさんの家に飛んで行き、彼女と家族のために上映した。彼女は映画を観た7時間後の午後9時20分に亡くなった。
• 豆知識・トリビア
  悪役のチャールズ・マンツは、チャールズ・ミンツに似た名前を持っています。チャールズ・ミンツは、ユニバーサル・ピクチャーズの重役で、1928年にウォルト・ディズニーのアニメシリーズ「幸運のウサギのオズワルド」の制作権を盗んだ人物です。このことがウォルト・ディズニーにミッキーマウスを作ることに繋がり人気になりました。そしてオズワルドは退任に陥りました。
• 豆知識・トリビア
  カールとエリーがピクニックに行くとき彼らの行先はバグズライフ（1998年）ででてきた同じ木の下です。
• 豆知識・トリビア
  カンヌ国際映画祭のオープニングを飾った初のアニメーション映画であり、初の3D映画でもある。映画が終わると、映画祭の観客は完全に沈黙したままだった。2011年のD23エキスポのパネルで、製作総指揮のジョン・ラセターは、この沈黙を破ったのは女優のティルダ・スウィントンだったと語り、拍手とスタンディングオベーションで観客をリードした。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  登場人物の年齢の時間軸が合わない。カールが子供の頃、チャールズ・マンツは後期の中年男性だった。しかし、二人が出会った時、二人の年齢はほぼ同じである。これは、この映画の初期のバージョンでは、プロットが少し違っていたためである。そのバージョンでは、鳥の卵を食べると永遠に生き続けられるというもので、マンツが鳥に興味を持ったのも、カールがまだ生きているマンツに出会えたのもそのためであった。ピクサーは最終的に鳥の卵についてのコンセプトをやめることにしたが、マンツがまだ生きていて健康であるという部分を変えるには遅すぎた。そのため、最終版でもマンツを登場させ、実際はカールより何十歳も年上であるということを意図的に無視した。

ネタバレ有り

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  ラッセルがケビンを助けに行くと、彼は飛行船、そして彼の冒険心に追い付きました。ラッセルの写真では、室内でカード遊びをしている犬が写っていました (ミルクボーンズをチップにして) 。これは、象徴的で有名な絵画 「Dogs Playing Poker (犬がポーカーをする) 」 を模したものです。