マンデラ大統領の温かみが伝わる!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年7月27日 21時18分
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総合評価:
4.0
この映画は南アフリカ共和国のアパルトヘイトに戦ったマンデラ大統領が、ラグビーのワールドカップを利用して黒人と白人が共存する社会の実現を目指す物語です。
基本的には史実に基づいた話です。マンデラ大統領が黒人と白人の垣根を壊そうと対話に重きを置いているのが伝わってきます。まさにマンデラ大統領の懐の大きさ、心の暖かみというものが伝わってきます。
またラグビーが大好きであり、選手に対してリスペクトしており一ファンとして応援している姿は好感度満点です。
この南アフリカ共和国主催のワールドカップは、下馬評を覆して南アフリカ共和国は大奮闘します。その要因はもちろん選手の鍛錬によるものですが、国が一丸となって戦うことができたのが大きいです。それはマンデラ大統領のおかげと言えます。
マンデラ大統領を演じるモーガン・フリーマンは似合い過ぎでした。他の映画でもアメリカ大統領を演じたことがありましたが、大統領という役柄が非常に似合う俳優なんだなと思いました。