映画が3時間である理由を尋ねられたジェームズ・キャメロン監督は、Total Filmのインタビューで次のように明かしています。
「目標は、感情ベースで極めて説得力のある物語を語ることです。新作では、キャラクター、ストーリー、人間関係、感情に重点を置いていると言えるでしょう。1作目では、2作目ほど人間関係や感情に時間を割くことはありませんでした。登場人物の数も多いし、ストーリーも長い。しかし、何よりも『The Way Of Water』は家族の物語です。恋に落ちてから14年後、ジェイクとネイティリは5人の子供の親となった。ディズニーの家族の物語なの?と言われる事もありますが、これはそういう種類の家族の物語ではありません。」とキャメロンは明言します。「これは、『ザ・ソプラノズ』が家族の物語であるような、家族の物語なんだ。」と。
Weta FX(VFXスタジオ)は、本作のほとんどのシーンのレンダリングに自社のデータセンターを使用しました。各フレームのレンダリングには8,000スレッド時間かかり、これはデータセンター内の3,000の仮想CPUのパワーを1時間合計したものに相当します。ここ数カ月の間にAmazon Web Servicesの処理能力も追加され、一時オーストラリアのAWSデータセンターで利用可能なすべての容量が、この映画のシーンのレンダリングに使用されたといいます。