三国志の壮大な世界観に感動
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年7月5日 11時14分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
三国志の話の中でも有名な赤壁の戦いを題材にした映画であり、歴史物が好きな私にとってはとても満足のいく作品でした。
まず感動したのはそのスケールの大きさです。私の想像する三国時代の中国の様な美しい大自然、物語後半の曹操軍との戦闘シーンでの予想以上の兵士の多さには本当に現代で撮影したのかと疑う程でした。役者さんも私的には張飛、関羽、孔明はイメージにピッタリで最高でした、張飛が特にはまり役で一見の価値ありですね。逆に劉備と曹操はイメージと違う感じがして少し残念でした。
内容といたしましては登場人物それぞれの戦いに対する熱い思い、不安や希望などが良く表現されておりとても感情移入できる物でした。孫権が戦いに臆病だったのが孔明、周瑜の影響によって奮起し恐怖を克服し刀を取り立ち上がるシーンは鳥肌が立つ程カッコ良かったです。
全体的に良く出来た作品で三国志を知らない人でも充分に楽しめると思います。2部作品で後編はいよいよ赤壁の戦いの本番と言ってもいい海上戦で、こちらも圧巻のスケールであり併せて観るのがオススメです。