実話だということに驚きです。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月20日 15時41分
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総合評価:
4.0
鳥に衝突した飛行機がハドソン川に着水し、奇跡的にも全員助かったという話は以前テレビで見て知っていました。そのため結末を知っていたのでこの映画を見るのを躊躇してました。しかし最近、この映画は飛行機の墜落を免れた後の話がメインと知ったので鑑賞することにしました。出演俳優であるトムハンクスなどは実際の人物にそっくりで、メイク技術の高さに驚かされました。機長の経験に基づく素晴らしい判断でハドソン川に着陸して全員助かったわけなのに、関係組織内ではそもそも空港に引き返す判断をしなかった機長に問題があるという風潮になっていたのにびっくりです。機長は全員の命を預かっており、一瞬の判断の誤りで尊いたくさんの命を失うことになるので責任が重要で、私には到底無理だと思い、パイロットに敬意を表したいです。映画の最後には本物の機長や奥様、娘さん等の現在の姿や当時を振り返るコメントがあり、ドキュメンタリー要素のある、斬新な映画でした。