愛のためにわがままに
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月24日 09時22分
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総合評価:
4.0
最初の主役の登場の仕方は、正直ブラッド・ピットだと思わなかったです。そして、職務をこなす同じ立場の女性を演じるマリオン・コティヤールの演技力が素晴らしく、久々にヒロインに恋をしました。しかし、2人の境遇は本来であれば愛間みえないもの。経過していくにつれ徐々に徐々に幸せ?・・・となるのですが、目線を変えればものすごく幸せなのか・・・?と感じることの出来るロマンス映画となっております。
また、舞台が第二次世界大戦の激化する中と考えると、歴史観・恋愛観等多くの価値観が直接伝わってくる内容で、とめどなく思いが溢れてくると思います。結末はもちろん、ブラッド・ピット演じるマックス、マリオン・コティヤールが演じるマリアンヌの素朴で愛溢れる涙無しでは見れないラブストーリーと二度と起こしてはいけない争い。本当の戦争というのは水面下でも起こっているという真実を体感しながら、ぜひ2人を最後まで見届けて欲しいと感じました。