CGで映像美が増した。大人になってからの再視聴で新たな気付きが。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月9日 21時33分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
このレビューにはスター・ウォーズの他のエピソードのネタバレも含みますので、ご注意ください。
本作品は、私の父親が好きで、その影響で私も好きになり、幼少の頃から観ていました。
その作品が特別篇ということで、CGなどの技術により、映像が美しくなったものを見ることができ、とても嬉しく思います。
そのCGですが、後に作成されたエピソード(Ep.5,6,1,2,3)に街並みを合わせるなどもされています。
時代背景はEp.1〜3の方が古いのに、公開順は新しいせいで、過去の方がテクノロジーが発達しているように見えてしまうなどを、CGで補ったりするような、製作者のこだわりを感じさせられました。
ストーリーに関しては、もちろん特別篇だからといって変更はありませんが、大人になってから改めて観たため、また、Ep.1~3を観たために幼少期には気づかない様々な興味深い点を発見できました。
個人的に感慨深いシーンは、ベン・ケノービとベイダーとの対戦終盤です。
ほぼ互角に戦っていた2人ですが、ベンの目に、ミレニアム・ファルコンに乗り込もうとするルークが入ります。
すると、ベンは、微笑んだような、意味深な表情を浮かべ、一瞬ベイダーの方を見ます。
そして目を瞑り、わざとベイダーに倒される訳ですが、あの意味深な表情でベイダーを見つめた意味は、
「君(ベイダー)の息子が全てを解決してくれる。安心してルークに委ねよう。私の役目は終わった。ルークは君(ベイダー)を暗黒面からも救い出してくれるだろう。」
と、いったものであったと、思えてなりません。
もちろんこのEp.4が制作された段階では、続編の内容が反映されていないかもしれないのですが、全てのエピソードを観たためか、私はあの表情からそう感じさせられました。
個人的に深いというか、感動させられるシーンです。
イメージワード
- ・楽しい
- ・泣ける
- ・勇敢
- ・かっこいい
- ・ファンタジー
- ・スペクタクル