素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店
オランダの大富豪の息子ヤーコブ(イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ)は、母の死後に自殺しようとするもあえなく失敗。偶然知ったベルギーの代理店が「最終目的地への特別な旅」のプラン、つまり自殺ほう助を行うサービスを提供していたことから、ヤーコブはどのタイミングで死ぬかわからないサプライズコースに申し込む。ところが同じコースを選んだアンネ(ジョルジナ・フェルバーン)と出会い、心境が変化していき……。
これは・・・何とも・・・不思議な味わいのある映画でした。 自殺志願者が自殺幇助を依頼するアンダーグラウンドの葬儀屋、という設定は『世にも奇妙な物語』にでもありそう。 んで、運命の女性と出会って心変わりするんだけど、葬儀屋は「キャンセル不可」で・・・。という展開は、演出さえ変わればホラー映画としても成り立つと思う。 後半にはマサカのドンデン返しも用意されており、まさにサプライズ!でしたねえ。 そういった様々な作品としての要素は、ひとつひとつ抽出してみるとどこかで見たハズのものなんだけど、ヨーロッパ映画独特の雰囲気やテンポでやられると何とも新鮮。 音楽もクラシックやオーケストラを嫌味なく使いこなしており、映画との親和性もバツグンでした。 ファンタジー映画みたいなタイトルですが、コメディです。しかし現代の寓話として考えると、ファンタジーと名乗っても良い気がします。 意外と知られていない作品だと思うのですが、掘り出し物でした!
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