アイ, トーニャ史上最大のスキャンダルの豆知識・失敗談

豆知識・失敗談を投稿する

アイ, トーニャ史上最大のスキャンダル
2018年5月4日上映 / アメリカ / 120分

4.1/5.0

1件

貧しい家庭に生まれ、厳格な母親ラヴォナ（アリソン・ジャネイ）に育てられたトーニャ・ハーディング（マーゴット・ロビー）。フィギュアスケートの才能に恵まれた彼女は、血のにじむような努力を重ねて、アメリカ代表選手として1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルオリンピックに出場する。ところが、元夫のジェフ・ギルーリー（セバスチャン・スタン）の友人がトーニャのライバルだったナンシー・ケリガンを襲い、その後彼女はフィギュア界から追放されるが……。

豆知識・トリビア

豆知識・トリビア
マーゴット・ロビーは役作りのために広範囲にわたってトレーニングを受けましたが、それでも彼女はトリプルアクセルを習得できませんでした。また、ほんの一握りの女性フィギュアスケーターしかジャンプができない中、彼女の代役スケーターを見つけることも難しかったのです。

プロデューサーであるトム・アッカーリーは「トリプルアクセルができる女性は、トンヤ・ハーディング以来たった6人しかいない。仮に今誰かがそれをやってのけたとしても、オリンピックに向けて練習を積んでいる人が、映画のためにリスクを取ることなんてできないだろう。」と述べ、ジャンプは視覚効果を使用して成し遂げられました。
豆知識・トリビア
アリソン・ジャニーは、幼少期から思春期にかけて、フィギュアスケート選手になるために真剣にトレーニングしていました。しかし、17歳のとき、誤ってガラスの引き戸にぶつかり、右足を負傷してしまいました。2014年、「Fresh Air」のインタビューで、ジャニーはインタビュアーのテリー・グロスに、足を切断する寸前だったと語りました。「4分の3の血液を失ったわ。動脈を損傷し、腱を切った.... 7週間から8週間ほど入院したわ。大学の1年目は休学しました。その後はもちろん、長い間、スケートをしていませんでした」。
豆知識・トリビア
アリソン・ジャニーは、オスカー受賞の役をわずか8日間で撮影しました。
豆知識・トリビア
髪を傷めないように、マーゴット・ロビーはトーニャ・ハーディング役のウィッグを着用しました。皮肉なことに、ヘアチームは、通常のヘア製品では期待通りの結果が得られない場合、ビールを使って「カリカリ」のパーマスタイルを実現しました。
豆知識・トリビア
鳥が苦手なアリソン・ジャニーは、多くのシーンで鳥を肩に乗せることに慣れるのに苦労しました。この作品では、3種類の鳥を「オーディション」して、その中で最も活発ではない「リトルマン」というニックネームの鳥に決定しました。
豆知識・トリビア
スティーブン・ロジャースは、この映画の前に実在のモデルにインタビューした経験がありませんでした。彼は当初、トーニャ・ハーディングの代理人に電話して、彼女の物語の権利を獲得しようとし、モーテル6にたどり着きました。やっとの思いで彼女を探し出した彼は、2日間のインタビューで彼女が非常に積極的であることを知りました。ハーディングは、その時点では失うものがないと感じていたそうです。
豆知識・トリビア
マーゴット・ロビーは、アイスホッケーのアマチュアリーグに所属していましたが、トーニャ・ハーディングの役を演じる前は、それほどスケートの経験はありませんでした。
豆知識・トリビア
マーゴット・ロビーとセバスチャン・スタンは田舎者のアメリカ人を演じていますが、どちらの俳優もアメリカ人ではありません。ロビーはオーストラリア人、スタンはルーマニア人です。
豆知識・トリビア
ナンシー・ケリガンは、『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』（2005年）に出演した際のインタビューで、自分がどの程度登場するかわからないにもかかわらず、この映画を見ないと述べ、「私はすでにその中で生きてきました」と言っていました。
豆知識・トリビア
アリソン・ジャニーの長年の友人である脚本家のスティーブン・ロジャースは、ジャニーを念頭に置いてラヴォナ・ゴールデンの役を書きました。彼は過去に何度かジャニーのために役を書いたことがありましたが、結局、他の女優がその役を得ることになりました。後に彼女は、第75回ゴールデングローブ賞の助演女優賞の受賞スピーチで、この役を引き受けさせてくれたロジャースに感謝しました。ジャニーはこの作品で、アカデミー賞助演女優賞も受賞しています。
豆知識・トリビア
ジェフ・ギロリーが狙うアイススケーター、ナンシー・ケリガンの振り付けをサラ・カワハラが担当しました。カワハラは、ロビーの役作りのためのトレーニングにも協力しています。

失敗談・うっかりミス

失敗談・うっかりミス
トーニャ・ハーディングが参加したとき、歌詞入りのプログラム曲は今日のようにコンペティションでの使用は許可されていませんでした。彼女は1991年から1992年のプログラムの第3セクションにZZトップの「スリーピング・バッグ」を使用しましたが、それは音楽だけでした。
失敗談・うっかりミス
トーニャが1994年のオリンピックに出場している時も、レースが切れた事件の時も、彼女はほとんど新品の、まっさらなスケート靴を履いていますが、スケート選手は、激しい練習で使用したスケート靴をそのまま履いているため、スケート靴がボロボロになったり、擦れたりするはずです。もし、競技用に新品のスケート靴に履き替えていたら、きちんと慣らすことはできないでしょう。レース検査中のトーニャのスケート靴を撮影した歴史的な写真には、摩耗の様子が写っており、レースが切れていることの一因となっています。