THE NET 網に囚われた男
北朝鮮の漁師ナム・チョル(リュ・スンボム)は、妻(イ・ウヌ)と幼い娘と共につましいながらも穏やかに暮らしていた。ある朝、いつものように漁に出た彼のモーターボートのエンジンに網が絡んで、そのまま軍事境界線を越えて韓国側に流されてしまう。チョルは韓国の警察に拘束され、警護官のオ・ジヌ(イ・ウォングン)が彼の監視にあたることに。
思ってた以上に良かった。 いや、それどころか南北分断をテーマにした作品の中でもトップクラスの傑作でした。 漁師役のナスビ・・・じゃなかったリュ・スンボムがメチャクチャ良くて、元々演技上手くて存在感あって好きな俳優だけど、本作ではより光っていたと思う。 弱そうに見えて、実は超・戦闘能力高いとか、唯一心を許した南朝鮮の青年との友情とか、キャラクターとしてのエピソードもイチイチ魅力的でした。 物語が進むにつれて、南北の抱える余りにも辛く苦しい矛盾を孕んだ現実が、激しく心を揺さぶります。 特に後半戦はちょっと可哀想で見ていられないレベル。 この善良な父であり夫である彼が、何でこんな目に遭わないといけないのか。。。いろいろ考えてしまいました。 それもまた、漁師という極めて一般的な民間人を主人公に据えたからこその力強さではないでしょうか。 キム・ギドク作品は当たり外れが大きい印象ですが、本作は個人的に大当たり!でした。
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