ゴッドファーザーの豆知識・失敗談

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  ゴッドファーザー

  1972年7月15日 上映 / アメリカ / 175分

  4.7/5.0

  5件

  シシリーからアメリカに移住し、一代で財を成したドン・コルレオーネ。三男のマイケルはひとり堅気な人生を送ろうとしていたが、敵対するファミリーにドンが襲われ重傷を負った時、彼は報復を決意する。そしてニューヨークは抗争の場と化していった……。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  レニー・モンタナ（ルカ・ブラージ）は、マーロン・ブランドとの共演についてとても緊張していました。彼らの最初の共演シーンで、いくつかの台詞を間違えてしまったほどです。 フランシス・フォード・コッポラ監督は彼の緊張している様子を気に入り、それを最終カットに使用しました。 ルカがスピーチを練習しているシーンは後で追加されました。
• 豆知識・トリビア
  初期の撮影中にヴィトー・コルレオーネが家に戻り、人々が彼を運んで階段を上るシーンで、マーロン・ブランドはいたずらとしてベッドの上の彼の体の下に重りを置き、彼を持ち上げるのを難しくした。
• 豆知識・トリビア
  マーロン・ブランドは、ドン・コレオーネを「ブルドッグのように見せたい」と思ったので、オーディションのために頬に綿を詰めた。 実際の撮影では、歯科医が作ったマウスピースを着用した。 これは、ニューヨークのクイーンズにあるアメリカ映画博物館に展示されている。
• 豆知識・トリビア
  馬の首のシーンについて、動物の権利活動家による抗議がありました。フランシス・フォード・コッポラはあるバラエティ番組で、「あの映画の中ではたくさんの人が殺されているのに、みんな馬の心配ばかりする。セットもそうだった。馬の首が届いたとき、動物好きや愛犬家である多くのスタッフたちは動揺していた。彼らの犬にエサをやるために毎日200頭もの馬を屠殺しているペットフード工場から調達したものとは知らずにね。」と語っています。
• 豆知識・トリビア
  オープニングシーンでマーロン・ブランドが抱いていた猫は、パラマウントピクチャーズの敷地内でコッポラが見つけた野良猫で、脚本にはありませんでした。 したがって、内容は猫の鳴き声でブランドの会話の一部がはっきり聞こえないので、彼のセリフのほとんどはアフレコする必要がありました。
• 豆知識・トリビア
  ジェームズ・カーンは、FBIカメラマンのカメラを地面に投げつけるシーンを即興で演じました。その俳優のおびえた反応は演技ではなく本物です。また、カーンはカメラを壊した埋め合わせをするためその男性にお金を払うことを思いつきました。彼はこう言います。「私の故郷では、何か壊してしまったらそれを交換するか持ち主に返金したんだ。」
• 豆知識・トリビア
  マーロン・ブランドはほとんどセリフを覚えずに、撮影中はほぼカンペを読んでいました。
• 豆知識・トリビア
  アル・パチーノは、アカデミー賞授賞式への出演を辞退しました。主演男優賞を獲得したマーロン・ブランドよりも出演時間が長かったにもかかわらず、彼は助演男優賞にノミネートされただけであったため怒ったのだと言われています。
• 豆知識・トリビア
  ヴィトがジョニー・フォンテーンにした平手打ちは台本にはありませんでした。マーロン・ブランド平手打ちをしたので、アル・マティーの困惑した反応は芝居ではなく実際のものです。ジェームズ・カーンによれば「マティーのは笑うべきか泣くべきなのかわからなかった」とのことです。
• 豆知識・トリビア
  1974年の11月16日（土）と11月18日（月）のそれぞれ午後9:00~11:00に二夜に渡ってNBCで本作品が上映されました。ニューヨーク市水道局によると、両日共に、午後11:00頃トイレが同じ時間に同時に流されたことによって、水が溢れるトラブルが発生したとのことです。
• 豆知識・トリビア
  映画の中でオレンジがあらわれるたびに、コルレオーネ一家の死を予感させたり、死にかけたりします。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  ソニーとカルロの喧嘩のシーンで、ソニーの「映画用」パンチが間違った角度で明らかに見えない映り方をしてしまいましたが、衝撃音は入ってしまってます。
• 失敗談・うっかりミス
  「ドン」という肩書の使用は正しくありません。この敬意を表する用語は、名字ではなく、常に個人の名前に付けられるのが適切です。 マーロン・ブランドのキャラクターは、ドン・コルレオーネではなく、ドン・ヴィトーとして扱われるべきでした。 同じルールが他の「ドン」にも適用されます...バルジーニ、ファヌッチ等々です。
• 失敗談・うっかりミス
  ヴィトー・コルレオーネが殺されそうになった後、抗争をしないようにトム・ヘイゲンがソニーを説得するとき、コルレオーネ家はのけ者にされ、5つのファミリーはすべてコルレオーネ家を狙うだろうと述べています。しかし、コルレオーネ家は5つの家のうちの1つなので、他の4つの家がコルレオーネ家を狙うと言うべきだったのです。
• 失敗談・うっかりミス
  ごく初期の1950年代を舞台にしているはずのラスベガスにマイケルが到着し、フレド、トムらがホテルの車道で車から降りるとき、ロビーの窓越しに70年代初期の長髪、髭面の「ヒッピータイプ」2人が映ります。(DVDのコメンタリーでフランシス・フォード・コッポラは、この見落としを恥ずかしく思っていますが、このショットはセカンド・ユニットが安価で受けたものだと認めています)。
• 失敗談・うっかりミス
  マイケルは顔にパンチを受けて頬骨を骨折し、アメリカに帰って手術を受けるまで、永久に黒目（そして副鼻腔から水が出続ける原因となり、そのためいつもハンカチを使用していました）になりました（フレディーは「あの医者はいい仕事をした」と語っています）。
• 失敗談・うっかりミス
  マイケルが父親のベッドを病室から廊下に移動させたとき、マイケルの肩越しに見える壁に、消防署長としてロバート・O・ローリーの名前が記されています。彼は1940年代ではなく1970年代の長官です（パトリック・ウォルシュが正解です）。