「エベレストでの人間同士の戦いが見れる作品です」オーバー・エベレスト陰謀の氷壁狩人さんの映画レビュー

オーバー・エベレスト陰謀の氷壁 氷峰暴／Wings Over Everest

エベレストでの人間同士の戦いが見れる作品です

このレビューにはネタバレが含まれています

狩人

2021年8月19日 21時12分役立ち度：0人

総合評価： 4.0

世界一の山エベレストの救助チーム。エベレスト頂上付近、通称デスゾーンに墜落した機密情報が保管されている飛行機の捜索に向けて、女性登山家（主人公）を含むエキスパートたちがエベレストへ挑むーーって話です。

単純な登山の話かと思ったら、後半から悪者たちとの戦いになってドキドキハラハラででした。後半のテンポの速さがたまらなかったです。結構グロいシーンもあったので、苦手な方は注意が必要です。ピッケル？みたいなので刺すシーンは見てられなかったです。

山の雄大さと恐ろしさを体感することができました。

過去の出来事を抱えた主人公がどうやって克服していくのかーみたいなのも描かれていて、より感情移入することができました。

僕も登山が大好きなんですが、エベレスト級の山は登りたいというよりも恐ろしいが勝っているので、果敢に挑む救助チームを見ていてすごいなと思いました。

ちょっとCGくさすぎるなと思うシーンもちらほらなんですが、それよりも雪山の美しさに目を奪われます。

あと関係なんですが、ヘリの操縦者が総合格闘技をやっている朝倉海さんに似ていてかっこよかったです。

結末は、ハッピーエンドではなかったんですが、最後、ずっと探していた彼氏と再び出会うシーンが感動でした。エベレストにはまだまだ未発見の遺体が転がっていると考えると本当に自然って恐ろしいなと思います。

山の恐ろしさとすばらしさ、人間同士の雪山での生々しい戦いが見たい方にぜひおすすめです。