ブラックアダムの豆知識・失敗談

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  ブラックアダム

  2022年12月2日 上映 / アメリカ / 124分

  2.9/5.0

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  5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム(ドウェイン・ジョンソン)。かつて彼の息子は自らの命を犠牲にして父を守り、ブラックアダムの力はわが子の命と引き換えに得られたものだった。息子を奪われた彼は復讐(ふくしゅう)のため現代の地球で暴れ回り、強大な力を使って破壊行為を繰り返していた。そんな振る舞いを見かね、世界の平和を守るスーパーヒーロー軍団JSA(ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)が立ち上がる。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  2017年に発表された当初、ジョーダン・ピールに監督のオファーがありましたが、ピールは "私はスーパーヒーロー映画のファンではないので、スーパーヒーロー映画に情熱を注いでいる監督からそのチャンスを奪うのは嫌だ "と言って断っています。
• 豆知識・トリビア
  ドウェイン・ジョンソンはかつて、スーパーヒーローのシャザムと超悪玉のブラックアダム、どちらのキャラクターを演じるべきかとファンに尋ねたことがあります。彼のファンはブラックアダムを選びました。
• 豆知識・トリビア
  ブラックアダムとキャプテン・マーベルは、同じ魔法使いシャザムの名を頭文字として話し力を発揮しますが、キャプテン・マーベルの場合は、ソロモンの知恵、ヘラクレスの力、アトラスの体力、ゼウスの力、アキレスの勇気、マーキュリーの速さの頭文字をとった物です。ブラックアダムの場合は、シュウのスタミナ、ホルスの速さ、アモンの強さ、ゼフティの知恵、アトンの力、メヘンの勇気の頭文字をとった物です。
• 豆知識・トリビア
  ブラックアダムは当初『シャザム！』（2019年）に登場する予定でしたが、その後、自身の映画でデビューすることが決定しました。
• 豆知識・トリビア
  ホークマン役のアルディス・ホッジは、映画のワークアウト＆トレーニングの準備中に、スーパーヒーローの体格を改善するためにジムのモチベーションをドウェイン・ジョンソンに求めました。彼は、「ザ・ロックはいつもインスタグラムに動画をアップしている。彼を見るたびに、あと100キロは太っているような気がするんだ。で、僕はジムでちょっと微妙なフレックスをしている自分を見ているだけで、何も得られないんだ。自分には何も起こっていない。ジムでちょっとバイクに乗ったりしている時に、ジムでスッピンになっている彼を見て、「もっと頑張らなきゃ」と思うから、モチベーションが保てるんだ」。
• 豆知識・トリビア
  この映画には元々、ぞっとするような死亡シーンが多くR指定を受けていた。商業的理由でPG-13のレーティングを受ける為、これらの死亡シーンの大部分をカットしたそうです。
• 豆知識・トリビア
  『スーサイド・スクワッド』（2021年）にブラックアダムが登場する計画もありましたが、ジェームズ・ガンが同作を担当したことでその計画は破棄されました。
• 豆知識・トリビア
  ピアース・ブロスナンは、ドクター・フェイト役でモーションキャプチャースーツを着用し撮影されました。
• 豆知識・トリビア
  当初はホークガールとスターガールが登場する予定だったが、サイクロンが登場するため削除されました。
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  ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカの実写出演は、「スモールビル」（2001年）、「DC's Legends of Tomorrow」（2016年）、「スターガール」（2020年）に続いて4作目となります。
• 豆知識・トリビア
  DCエクステンデッド・ユニバースの第11作目の作品。
• 豆知識・トリビア
  2022年6月8日、『シャザム』と『ブラックアダム』の共同クリエイターであるC.C.ベックの112歳の誕生日に、最初の予告編が公開されました。
• 豆知識・トリビア
  このDC映画の前に、ピアース・ブロスナンは『バットマン』（1989年）でブルース・ウェイン／バットマンを演じることが検討されていた。
• 豆知識・トリビア
  ピアース・ブロスナンは、コミック化作品に登場するジェームズ・ボンド俳優としては、5人目となります。ティモシー・ダルトン - 『フラッシュ・ゴードン』（1980）、『ロケッティア』（1991）、『ドゥーム・パトロール』（2019）。ジョージ・レーゼンビー - 『バットマン・ザ・フーチャー』（1999）。ショーン・コネリー - 『リーグ・オブ・レジェンド』（2003）。ダニエル・クレイグ - 『タンタンの冒険』（2011）。
• 豆知識・トリビア
  当初、ジャスティス・リーグのヴィラン（悪役）エクリプソが映画に登場する予定で、コンセプトアートにはエクリプソを封じ込めたハート・オブ・ダークネス・ダイヤモンドが描かれ、テス・アダムを堕落させたと暗示されていた。アダムをヴィランではなく、アンチヒーロー的な存在にするために、彼は削除された。
• 豆知識・トリビア
  サイクロンのコスチュームは、DCコミックスの通常のグリーンのコスチュームと、コミック『キングダム・カム』の紫のリボンのコスチュームを組み合わせたものだ。
• 豆知識・トリビア
  サイクロンは登場シーンで猿のリュックを持っている。コミックでは、彼女はフランキーと呼ばれるペットの猿を相棒にしていた。（サイクロンの "西の悪い魔女 “コスチュームの着想源となった『オズの魔法使い』の作者L・フランク・ボームにちなんで名づけられた。）
• 豆知識・トリビア
  米国とカナダで公開週末興行収入6,700万ドルを稼ぎ出し、ザ・ロックのソロスターとしてのキャリアで、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』（2019年）の6,000万ドルを超える最高のオープニング興行収入を記録した。
• 豆知識・トリビア
  ホークマン役には、アーミー・ハマーとアレクサンダー・スカルスガルドが候補に挙がっていた。
• 豆知識・トリビア
  ケント・ネルソン／ドクター・フェイト役には、過去にジャウマ・コレット＝セラ監督と4本の映画『アンノウン』（2011年）、『フライト・ゲーム』（2014年）、『ラン・オールナイト』（2015年）、『トレイン・ミッション』（2018年）でタッグを組んだリーアム・ニーソンが候補に挙がっていた。また、『ジャスティス・リーグ』（TVアニメ2001年〜）と『ジャスティス・リーグ・アンリミテッド』（TVアニメ2004年〜）で、このキャラクターの声を担当したオデッド・フェールもこの役に注目されていた。
• 豆知識・トリビア
  シャザムの宿敵と考えられていたにもかかわらず、ブラックアダムはそのヒーローの初期の歴史にはほとんどに登場していない。ブラック・アダムはフォーセット・コミックスから出版された「The Marvel Family 」#1（1945年12月）でデビューし、その後「Shazam!」#28（1977年4月）まで登場しなかった。その頃にはフォーセットはCBSに買収され、DCがシャザムのコミックスの出版を引き継いでいた。
• 豆知識・トリビア
  アトム・スマッシャーのコスチュームは、DCコミックスの彼の通常のコスチューム（赤と青、マスク）と、ヌクロンのコスチューム（全身スーツ）を組み合わせたものだ。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  ドクター・フェイトのシールドが宮殿を囲んだ後、ジャスティス・ソサエティのメンバーは誰もその超能力を使わず、フェイトとイシュマエルに早く近づこうとする。ホークマンとサイクロンは飛ばないし、アトムスマッシャーは成長しない。その代わりに、彼らは皆、玉座の間への長い階段を駆け上がり、イシュマエルにドクター・フェイトを殺す時間をたっぷり与えるのです。ドクター・フェイトが作ったシールドは完全に神殿を囲み、他の3人のジャスティス・ソサエティ・メンバーはそれを回り込むことも乗り越えることもできませんでした。
• 失敗談・うっかりミス
  5000年も幽閉された後、テトアダムはトマズのアパートで目覚めた時、1500年ほど前まで発達していなかった完璧な現代英語を理解し話す事ができてしまっている。
• 失敗談・うっかりミス
  ある場面で、王冠の重さは10キロだと言っていますが、映画の中のいくつかの場所で、数グラムの重さのように軽々と運んだり持ち上げたりしています。

ネタバレ有り

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  アドリアナが身につけていたネックレス（ブラック・アダムを解放するために使用）は、後にブラック・アダムの妻が殺された際に身につけているのが確認でき、二人の関係が暗示されています。（妻は家宝だと言っている）。
• 豆知識・トリビア
  スーパーマンのカメオ出演にあたり、ヘンリー・カヴィルは『マン・オブ・スティール』（2013）のスーパーマンスーツを選んだ。スーツに付随するノスタルジアの為で、そこに立ってその瞬間を楽しむ事は、ヘンリーにとって信じられないほど重要な事で、自身のキャリアの中でもトップクラスの瞬間だと語る。今回のヘンリーの出演は、当初『マン・オブ・スティール』（2013年）の続編計画に向けてヘンリー・カヴィルの復帰を意味していたが、ジェームズ・ガンとピーター・サフランがDCスタジオを買収し、新しい共有DC映画宇宙の計画を発表したことを受けて、2022年12月にこの計画は廃止された。
• 豆知識・トリビア
  この映画はGeoff Johnsのコミック「Justice Society of America」に大きく影響されていて、アダムはアンチヒーローとしてJustice Societyに参加するキャラクターです。
• 豆知識・トリビア
  テス＝アダムは、チャンピオンに選ばれた息子のハルートから力を得て、アダムに力を授けました。この筋書きは、DC「New 52」コミックから来ていて、コミックでは力を受け取ったのは彼の甥のアマンであり、アダムは彼を殺して自分のものにしました。
• 豆知識・トリビア
  ウリ・ラトゥケフは以前、『ヤング・ロック』（2021年）で18歳のドウェイン・ジョンソンを演じたことがある。本作では、彼はドウェイン・ジョンソンの息子を演じている。
• 豆知識・トリビア
  カーンダックの玉座に座るブラックアダムは、古代の玉座に座るブラックアダムを描いた『52』45号（2007年）の表紙をコピーしたものだ。
• 豆知識・トリビア
  DCEU映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』（2021年）と、そのスピンオフTVシリーズ『ピースメイカー』（2022年）にも出演したジェニファー・ホランドは、エミリア・ハーコート役を再び演じ、再度アマンダ・ウォラーの下で働くようだ。
• 豆知識・トリビア
  最後の戦いでドクター・フェイトが使う2つの呪文は、『インジャスティス2』（格闘ゲーム・2017年）から来ている。1つはサバックに巨大なアンクを落とす呪文で、同ゲームによく登場する。もう1つは投獄されたテス・アダムを解放するために、同ゲームの勝利アニメーション( フェイトがラウンドに勝つたびに見られる）の手のジェスチャーを使う。