バカ映画というでない!香港功夫映画の金字塔だ!
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月23日 11時31分
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総合評価:
5.0
小物のチンピラ・シン。彼は相棒と共に地域を取り仕切る「斧頭会」のマフィアを名乗り小銭を稼いでいました。しかし実際には「斧頭会」には所属しておらず、強い者にはダッシュで逃げる小物だったのです。
ところがある日、シンは貧民地区のアパートで「斧頭会」だと言い張り、金をたかろうとします。そこに本物の「斧頭会」が現れてしまい、うっかり傷つけてしまったからさあ、大変です。
逃げようとするシン。しかしそのアパートには恐ろしいカンフーの使い手が住んでいたのでした!
チャウ・シンチーの「功夫愛」がさく裂し、本当に素晴らしい映画が生まれました。「少林サッカー」が好きという人も多いですが、こちらも大人気です。
何と言ってもカンフーの使い手が全員凄すぎる!強すぎる!
アパートの大家さんも夫も、実はかなりの功夫の使い手だし、一人は棒術の使い手、針の使い手などさまざまな手練れが登場します。
敵側からは「琴の音の音風で人を斬る」という恐ろしいマフィアも現れ、次のびっくりカンフーはなんだろうと思ってワクワクしてしまいます。
もちろん最後にカンフーに目覚めるのはシン。大きな傷を受け、復活した彼は昔の記憶を取り戻し、圧倒的な力を目覚めさせます。そしていよいよ「斧頭会」全員を相手にカンフーバトルを繰り広げるのです!もうこのあたりは感動と胸のスッキリ感で楽しくなります。
どんな時でも絶対ワクワクしながら、しかもラストには涙が出るほど感動してしまう映画なので絶対に必見の映画です。