人間とキングコングの関係がグッとくる。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月2日 19時47分
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総合評価:
3.0
キングコングは昔からある映画で名作だということはよくわかっているけど、今回のキングコングは今までの中でキングコングと人間のぎこちない接し方と双方の感情の変化が一番伝わる作品だったと思う。大体の怪獣映画みたいなジャンルは最近はアクションと派手な演出が求められる場面が多いと思うけど、この映画は初めて人間の女性に接するときのキングコングの表情の細部までこだわっていてCGでもキングコングの感情の変化みたいなものが伝わってきたと思う。
ただ、個人的に気になったところは時々出てくる虫がリアルで苦手だった。特に調査員の人たちが谷間に落ちた時にミミズのような虫やバッタみたいな昆虫に襲われる場面は、違う意味でゾクゾクした。虫とかが苦手な人は見てて不快になる人がいるかもしれない。
映画の中でも一番おすすめしたいシーンは、やっぱり最後のキングコングが主人公の女性を自分の身を犠牲にして助けるところ。この前のシーンにも怪獣から助ける場面はあったけどこのシーンでは人間と戦いながらも人間を助けるという一見矛盾しているように感じるシーンだけど、一番心に響くシーンだった。
イメージワード
- ・泣ける
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