珈琲時光
資料探しに古書店街へ出向くうちに親しくなったフリーライターの陽子(一青窃)と、古書店二代目の肇(浅野忠信)。肇は陽子に想いを寄せているが、その気持ちを伝えられずにいた。ある日、高崎の実家に帰省した陽子は両親に妊娠していることを告げる。
人によってはとても地味で面白みにかけると思う人もいるんじゃないかと思ってしまうほど、一件すごく味気なくもあり、一人で東京で生きる普通の少し頼りない女性の、何気ない日常を淡々と描いています。 この作品は小津安二郎監督の生誕記念に、台湾の監督が歌手の一青窈さんを主演に作られた、かなりの異色作でもあったりします。 一青窈さんが演技をしているとは思えないほど、等身大のどこにでもいそうな女の人を、本当にリアルに演じていて、ドキュメンタリーのような感じがするほど、我にかえってみると怖いんですよ。 この女の人は実在しなくて、現実には歌手をやっているって考えられないんです。 それほど、リアル! ただ、映画の世界に入り込んでしまえば、そのリアルさが逆に心地好かったりもします。 ああ、こんな女の人いるなぁとか、自分に似ているなぁと、その日々に誰かや自分を重ね合わせて観ると、すごく共感出来るし、何だか不思議と主人公に気持ちを持っていかれてしまいます。 私はと言うと、初めて観た時は、何か地味な映画だなって思ったけど、どこか惹かれるモノを感じて、何度か観ているうちにハマってしまいました。 どこかであの女の人が、今はどうしているのか、時々考えてしまうほどです。 どうやって演技経験のない歌手の一青窈さんからあのリアリティーを引き出したのか、不思議だったりしますね。
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