閉ざされた村のおどろおどろしさよ
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月18日 20時38分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
監督があの「シックスセンス」のM・ナイト・シャマランなので人気の高い作品かと思います。主役の女性は全然知らない人ですが、「エイリアン」のシガニー・ウィーバー、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、フォアキン・フェニックスなど、とにかく脇役が豪華です。
最初からおどろおどろしい雰囲気で進んでいくので、いい感じかと思いきやサスペンス的にも、絵的にもある種のガッカリ感が払拭しきれないのはなんで?インパクトに欠けるのか、はたまたストーリーが平板なのかはわかりませんが、私にはある意味ディカプリオ主演の「ビーチ」とコンセプトが似ているような気がしました。
いや、全く違う映画なのですが、そんなイメージを持ったのです。
"楽園"を目指していたのだが、いろんな事が重なって起きてしまい結局完結された理想郷には辿りつけなかったというのが落としどころなのではないだろうか?
目が見えないアイヴィーは所々で、んっ!?本当に目が見えていないんだよね?と思うところがありますが、純粋に一筋に想う気持ちが演じられていることと、ラストシーンはそれでも中々良かったのは、さすがシャマランと言ったところでしょうか。