コテコテのラブファンタジーではなかった
2021年1月23日 16時40分
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総合評価:
3.0
巷では割と高評価な映画だったので見たのですが、結論から言うと本当にそこまで高評価なの?と思ってしまいます。
キャストはジム・キャリー、ケイト・ウィンスレットの他にスパイダーマンのキルスティン・ダンストやロード・オブ・ザ・リングのイライジャ・ウッドなど脇を固める役者さんも豪華です。
話的にはとてもよく練られていて、面白く、最後は記憶は全部消えちゃうのか?と飽きることなく見れましたが何だかこの映画に限ってケイトの演技が妙にしっくりこなかったように感じます。よくわからないけど、違和感みたいなものが最初から最後まであったなぁという感想です。ジム・キャリーはとても良かったと思います。
しかし現実と記憶を行ったり来たりして、その間に挟まれていたり。でもまた再開するあたりが良いシーンでもあったりとストーリー的にはちょっと混乱しがちで見終わった後に何かが残るかと言われるとそうでもない気もするという何ともアンニュイな作風なんです。
でも博士とダンストが絡むくだりは、その直前のはしゃぎっぷりからして納得いかないものがありましたが、記憶の核になる部分は消しきれない!という解釈で合っているんだろうか?物語をひねっている分純粋さが浮き彫りになったんだ!ということで結着をつけてしまったが、何だかいろいろ考えて疲れてしまいました。
ただBECKの音楽をこの映画で初めて聞いたけど、中々良かったです。これを機に聞いてみようかな!
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