ホテル・ルワンダ
1994年、ルワンダの首都キガリ。高級ホテル「ミル・コリン・ホテル」で働く支配人のポール(ドン・チードル)は毎日順調に仕事をこなしていたが、ある晩、ホテルからの帰宅途中に街で火の手が上がっているのを発見する。
とてもいろいろと考えさせられる映画だった。これは史実に基づいて描かれている物語であり、また今も世界の至る所で戦争、紛争、諍い、内線が勃発しているのだと思うと日本で平和に暮らせていることは幸せなことなんだと実感させられた。 内紛をしている現地の人はもちろんだけど、ヨーロッパ平和維持軍の冷徹非道ともとれる平定を大義名分に俺たちの国には関係無いこととばかりの横暴非道なふるまいに気が滅入りました。なぜ現地の人をああまでして平気で見捨てていくことができるのだ?戦争が佳境を迎えるころには一体正義はどちらにあって、この戦争の意義はどこにあるのだろう?と心がボロボロにやられていきます。 よしんば創作映画ならまだしも、これが事実あった紛争だということにただただ悲しくなります。 実はこの映画を観る前に「クラッシュ」という映画を見ていて、ここにもドン・チードルが出てくるのですが、この映画もアメリカの人種問題の根深さを浮き彫りにした重たい名作です。そのドン・チードル演じるポールの信念に感服しました。 こんな状況下の中、あのような行動をとれるのなんて、とてもじゃないけど自分には出来ないような気がしながら鑑賞していました。 4つ星ホテルということを最大の誇りとし、そしてそれを最大限に利用して一人でも多くの人を助けようとした行動には人として心からリスペクトします。きっとポールにとっては誇り高きホテルマンとしてのプライドをかなぐり捨てるのは辛かったんだろうなぁと察します。それほどまでに戦争は人を破壊するものだということを改めて考えさせられました。 本当に素晴らしい映画で☆5つでもいいのですが、あまりにも悲しい現実だったので☆1つ落としました。皆さんはどうでしょうか?
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