夢に向かって
2021年8月14日 22時49分
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総合評価:
5.0
ヒラリースワンクがボクサーとして肉体改造に打ち込んだ有名な一作。
スワンクの肉体改造がただただ素晴らしく、トレーニングシーンで縄跳びをしているところがあり、胸筋のカットが本当に素晴らしいです。女性ボクサーとして説得力がありますね。また、彼女のファイトスタイルは丁寧に試合をくみ上げるのではなく、一発ノックダウン狙いと単純明快です。ウォーリアーのトムハーディの役もそうですが、このようなスタイルは、とくに映画では爽快に映りますね。
下積みが続きすぎた年増のウエイトレスから女性ボクサーとして成長する過程は、わくわくさせられます。肉体改造もですが、スワンク自体がしっかりと強さを感じさせられるマスクで非常に勇ましいです。
両性的な魅力をもっている不思議な女優ですね。
映画全体を通してスワンクが輝かしい作品ですが、その裏でモーガンフリーマンのとあるシーンに胸が熱くなります。ファイターとしてのリスペクト、誇りを訴えるあの瞬間も合わせて堪能してほしい作品です。