次作と比べてどうか
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月12日 08時02分
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総合評価:
5.0
本作品は、次作の「皇帝ペンギン ただいま」を観てから存在を知り、視聴しました。
このレビューには、次回作のネタバレも若干含みますので、ご容赦ください。
次作の方では、子育てにスポットライトが当たっていたと思われますが、本作は、子供が生まれるまで、すなわち親のペンギンのストーリーがメインといった印象でした。
次作に比べると、自然の中のリアリティーな描写が見受けられた分、やや大人向けの映画に思えました。
次作の方が、ヒナがストーリーで多く取り上げられていたこともあり、ほっこりさせられるシーンは多く感じましたが、皇帝ペンギンの可愛さだけでなく、その生態にも興味が湧いてきていた私にとっては、両親が出会ってどのくらいの期間を経て、ヒナが孵化に至るかなどもある程度、具体的に描かれていた本作は、私の欲を満たしてくれました。
その生態は、数ヶ月も絶食した後に、海まで数十日をかけて歩き続けるといったような、改めて、人間の私にとっては想像を絶するものに思えましたが、恐らく長い年月を掛け、南極での子育てができるように進化を遂げ、美しく、たくましく生きている皇帝ペンギンの姿には感動させられ、生命の神秘も感じました。
「私も、自分としての美しい生き方をしていこう」
そんな気持ちにすらさせてくれました。
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