ヤマトの実写映像に感動しました
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月9日 13時58分
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総合評価:
3.0
アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写版という事、出演陣も豪華で楽しく観れました。
古代進の艦長に対する嫌悪感が、経験を積み自分が艦長代理になる事でその見方が変わっていく所に、精神的な成長が見られるのが良かったです。
もうすぐイスカンダルという所で艦長の言う、「保証はないが、希望と可能性はある」という言葉が心に響きました。
映像では、異星人の動きが良かったのと、惑星やヤマトの描写が綺麗だったのも気に入っています。しかし、艦を指揮するシーンの艦橋部分は、クオリティが低く見え残念でした。
最後に地球を目前にして、愛する雪を残して皆のために覚悟を決め、一人戦って散っていった古代進の行動は立派だと思いますが、更に追ってきたガミラス軍にヤマトが攻撃されるシーンは切なくて仕方ありませんでした。この時の、赤い地球をバッグに満身創痍でガミラス艦にどんどん近づいていくヤマトのシーンは壮大で綺麗でした。
数年後に、古代進の子供が緑を取り戻した地球に存在しているのは、平和になった地球の象徴の様で良かったです。