演技派揃いの作品
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月18日 23時19分
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総合評価:
3.0
2013年と8年前の作品ですが、見た事が無かったというのと主演の佐藤浩市さんが好きだからという理由で見始めました。作品が始まってからはあれ?あまり面白くないかも。と感じましたが冨樫の実家に行った辺りからこれはいいぞと感じました。そしていつの間にか圭輔の母親、父親にイライラしてしまうほど感情移入していました。母親役は小池栄子さんが演じられていたのですが、流石という言葉しか見つかりません。頭おかしいなと素直に思ってしまう演技力に圧倒されました。出演時間はそう長くはありませんがすごく印象に残りました。初めは会話もままならず、直ぐに背中を向けてた圭輔が、普通に会話も出来るようになって温かい愛情って大事だなと改めて思いました。でも変わったのは圭輔だけじゃなくて遠間も冨樫も貴志子もそうで運命的な出会いって年齢は関係無いんだなって思いました。養子に貰うって言ってからやっぱり施設にいれるって言った時はうーん、中途半端な愛情は圭輔が一番苦しむんじゃないかなって思ったけど結局、一番いい形で圭輔に家族が出来て良かったねって安心しました。