宇宙好きの私は好きです
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月21日 00時58分
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総合評価:
4.0
久しぶりにいい映画を観たという感じがしました。
宇宙工学的には「ん?」というところがあったとは思います。
素人ですが、何となく「そんなに簡単じゃないよね?」「時間かかるよね?」ということはありましたが,そういうところをきっちりやると、多分話が長くなるのでファンタジーにしたんだろうなと思いました。
何かを突き詰めていくということは賞賛されたり、評価されたりすることですが,やりすぎると周囲から孤立していくというのは実生活でもある話だなと思いました。
トミー・リー・ジョーンズさんとブラッド・ピットさんの親子役共演はとても素敵でした。「息子よ、お前とならもっと遠くまでいけると思う」というシーンで「本当に行ったらどうなるかな?いくかな?」と思いましたが,息子は冷静でしたね。幼い頃から暮らしたことのない父親よりも、リブ・タイラーさん演じる彼女の方が大切でそれは地球からの距離がとてつもなく離れていても、重要だということで、断っていましたが,本当にこの二人なら,やれそうだなと思いました。帰りの旅の時間が短かったのは、彼が死んでしまったからなのか、早く帰りたかったらなのか、映画の演出か。インセプションの最後のようで、ちょっとモヤッとする最後でした。
イメージワード
- ・悲しい
- ・切ない
- ・ファンタジー
- ・スペクタクル