アド・アストラの豆知識・失敗談

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  アド・アストラ

  2019年9月20日 上映 / アメリカ / 123分

  3.4/5.0

  2件

  地球外知的生命体探求に尽力した父(トミー・リー・ジョーンズ)の背中を見て育ったロイ・マクブライド(ブラッド・ピット)は、父と同じ宇宙飛行士の道に進むが、尊敬する父は地球外生命体の探索船に乗り込んだ16年後に消息を絶つ。あるとき、父は生きていると告げられ、父が太陽系を滅亡させる力がある実験“リマ計画”に関係していたことも知る。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  核爆発は、たとえ反物質爆発を引き起こしたとしても、宇宙船の推進力を引き起こしません。 宇宙には大気がないため、宇宙船を推進させる「衝撃波」が存在しないからです。 宇宙船に直接何かが当たったとしたら何らかの推進力を引き起こしますが、それは1回限りの一瞬の現象になります。
• 失敗談・うっかりミス
  エンジンが作動中にロケットの中を登る？ わー、 すごい。
• 失敗談・うっかりミス
  ティコクレーター（ロイが月面に着陸する場所）から反対側の中央部分（ケフェウス座がある場所）までの距離は、ざっくりと1,700マイルです。表示されている走行速度で移動し、止まることなく進むと仮定すると、ロイの月面探査車は到着までに数日かかります。
• 失敗談・うっかりミス
  ロイがリマ計画について説明を受けている時に述べられているように、反物質は、通常の物質との接触に関しては、連鎖反応を起こしません。反物質と物質がぶつかると、アインシュタインのE＝mc2方程式（１００％物質からエネルギーへの変換）を使って対消滅し、純粋エネルギーになるのです。大爆発によって起こる一回限りのエネルギーのバースト以外は、海王星で起こった反物質の事故が地球に影響することはありません。
• 失敗談・うっかりミス
  火星と月の中では、登場人物は重力が劇的になくなっていくと言うより、地球の標準重力を体験します。
• 失敗談・うっかりミス
  セフェウスは火星から海王星まで79日で移動することができるので、とてつもなく強力なエンジンを搭載していなければならないのです。(ボイジャー号の飛行には12年かかりました)このようなパワーに加え、救助活動で迂回、減速、再加速するための十分な余裕があれば、ソーラーパネルの配列は不要となります。
• 失敗談・うっかりミス
  月面車での旅の間、塵が”空気の中にぶら下がっている”のが見えます。これは、月には実質空気がないため、怒りません。地面から舞い上がった塵はすぐに地面に戻り、そこから動かないでしょう。
• 失敗談・うっかりミス
  ロイはリマ計画ステーションに到着するとき、自分のスペースシャトルを宇宙戦艦に帰る時のために繋ぎ止めておかず、それを漂流させることを選びます。
• 失敗談・うっかりミス
  映画の冒頭にある、ロイの自由落下の誤りについてです。ロイは、落ちてくる破片を避ける必要があるので、国際宇宙アンテナから水平距離をとるために、”全速力形”（腕と足を完全に伸ばして）をとるべきでした。パラシュートが破片で傷ついたらすぐに、彼はそれを放して、スペアを使わなければなりませんでした。
• 失敗談・うっかりミス
  火星の永久凍土層の厚さは、赤道だと3.5km、南極だと8kmと大きく異なるため、地下湖ができることはありません。
• 失敗談・うっかりミス
  海王星のリングは紫ではなく黒です。
• 失敗談・うっかりミス
  システム障害の後に火星に着陸している間、マニュアルモードが切り替えられ、ロイは0に落下の角度を設定しようとしますが、彼はエンジンをオフにしていません。彼は最後の一秒で角度を設定することに成功しましたが、ロケットはそこから数マイル離れた場所ではなく、それがあるべき場所に着陸しています。
• 失敗談・うっかりミス
  宇宙船ピット号がネプチューンに79日で到着するためには、常に加速する必要がありました。宇宙船を外から撮影している全てのショットで、この加速を生み出しているシーンを描写されています。これにより船内で知覚される重力が大きくなっていますが、宇宙船内はそもそも無重力であるという点が指摘されています。