バカの極み
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年3月1日 14時51分
役立ち度:0人
総合評価:
2.0
この映画、アホしか出てきません。もう一度言います。アホしか出てきませんよ。
林遣都演じる国森信一、通称クンニ。栁俊太郎演じる吉村達也、通称ビーチク。前野朋哉演じる高杉誠、通称、カウパー。
この3人組が主人公です。
彼らは25歳まで童貞です。これで悩んでいます。
見栄っ張りで嘘つきなクンニ、イケメンなのに身体的な特徴のことで悩むビーチク、引っ込み思案で内気なカウパー。この3人が童貞を捨てるためにがんばる映画です。
クンニは地元に戻って家業を手伝いながらある計画を練っています。地元の親友2人を交えて。
女を襲ってでも童貞を捨てたいと言うクンニ。バカです。それを止めない2人もバカです。
この地域には高校を卒業してからも不良を卒業できないプーチンと呼ばれる奴もいます。彼もバカです。
そして、ヒロインの池田エライザ演じる釈笛子、通称フェラ子。自分を大事に出来ないところは、バカ、、かも。でもとりあえずかわいいんです。
ターミネーターみたいなラッパーの般若も出てきます。
上記の人たちが3人組にちょこちょこ絡みながら物語は
進みます。
最終的にフェラ子を襲おうと決意し、覆面をしてフェラ子を待ち伏せします。
しかし、フェラ子は強かった!いや、3人組が弱すぎたのかも知れません。3人でかかっていったのに見事に返り討ちにされてしまいます。
情けなくも土下座をするクンニ以外の2人。
そして、その土下座を受け入れ、クンニに童貞卒業させてやるというフェラ子。女神様かな。
車の中で行為を始める2人。真っ昼間から外で何やってるんですかね。やっぱりバカです。
さらにクンニのバカは止まりません。行為を途中でやめてしまいます。何のために今まで計画してきたのかわかりません。こんなことで童貞を捨てても意味がないと今更気づいたのでしょうか。そんなことは計画当初に気づいてほしかった。
最後には一皮剥けたような表情を見せるクンニですが、彼を成長させるような何かがあったと言えばあったし、なかったと言えばなかった。
見た後になんとも言えない気持ちになる映画だが、笑えることは笑えるので何も考えたくない時に見てみてはいかがでしょうか。