ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜の豆知識・失敗談

• 

  ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜

  2020年6月26日 上映 / アメリカ / 123分

  3.5/5.0

  1件

  世界最大級の歌合戦に出場するチャンスを手にした小さな町のデュオ。だが有力なライバルや邪魔者、舞台での思わぬ出来事が、夢をかなえたい2人の行く手を阻む。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  ウィル・フェレルがユーロビジョン歌合戦に興味を持ったのは、1999年5月、スウェーデン人の妻ヴィヴェカ・ポーリンが彼をいとこの家に連れて行き、家族でそのコンテストをつけたのがきっかけだった。それ以来、彼はそれを追い続けている。2014年、フェレルはデンマークのコペンハーゲンに足を運び、コンチータ・ヴルストが優勝を決めた『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』（2014）のフィナーレを観戦しました。
• 豆知識・トリビア
  本作の予習のため、ウィル・フェレルはスウェーデン代表団の一員として、ポルトガルのリスボンで開催されたザ・ユーロビジョン・ソング・コンテスト（2018）に参加。リハーサルも含めてショーの最初から最後までフォローできるようになったのだそうです。
• 豆知識・トリビア
  レイチェル・マクアダムスは歌手を演じていますが劇中では歌っていません。彼女の歌声は実際には、Junior Eurovision Song Contest 2006（2006）、Melodifestivalen 2009（2009）、Melodifestivalen 2016（2016）に参加したスウェーデンの歌手、Molly Sandén（モリー・サンデン）。SandénはミドルネームであるMy Marianneとしてクレジットされています。McAdamsがレコーディングを行い、追加ミキシングのために彼女のボーカルが加えられていて、最初のユーロビジョンのリハーサルやSigritがホテルの部屋で「Husavik」を書いているときに彼女のボーカルが聴けるようになっています。ダン・スティーブンスの歌声は同じくスウェーデンの歌手、エリック・ミョーネスが、メリッサンティ・マフトはペトラ・ニールセンが吹き替えを担当しています。
• 豆知識・トリビア
  本作には、過去のユーロビジョン出場者が出演しています。ジョン・ルンドヴィーク（スウェーデン2019）、アンナ・オドベスク（モルドバ2019）、ビラル・ハサニ（フランス2019）、ロリーン（スウェーデン2012年優勝）、ジェシー・マタドール（フランス2010）、アレクサンダー・ライバク（ノルウェー2009年優勝＆2018年代表）、ジャマラ（ウクライナ2016年優勝）、エリーナ・ネチャエヴァ（エストニア2018）、コンチータ・ブルスト（オーストリア2014年優勝）、ネッタ・バジライ（イスラエル2018年優勝）、サルバドール・ソブラ（ポルトガル2017年優勝）です。
• 豆知識・トリビア
  ポルトガルのシンガーでユーロビジョン優勝者のサルバドール・ソブラルは、ストリートミュージシャンとしてピアノを演奏し、2017年の優勝曲を歌う短いシーンに出演しました。そのシーンはエジンバラで撮影されました。さらにもう1つ、ウィル・フェレル演じるキャラクターと実際に対話するシーンを依頼されましたが、サルバドールはそれは契約にないとして断り、フェレルはとても怒ったそうです。。
• 豆知識・トリビア
  当初この映画はオランダのロッテルダムで開催される第 65 回ユーロビジョン ソング コンテストに合わせ2020 年 5月に公開予定だった。コロナパンデミックにより、イベントは史上初めてキャンセル。映画の公開も2020年6月下旬に延期されました。
• 豆知識・トリビア
  ピアース・ブロスナンはウィル・フェレルの父親を演じてますが、2人の実年齢は13歳しか離れていません。
• 豆知識・トリビア
  グラハム・ノートン（本人役）は、実生活ではBBC（英国の国営放送で、イベントを英国全土に放送）のチーフ・プレゼンターであり、英国メディア代表団の代表として英国の得点を伝えています。彼は、BBC Oneの番組「The Graham Norton Show」（2007年）で、ウィル・フェレルにユーロビジョンへの愛について定期的にインタビューしています。
• 豆知識・トリビア
  デビッド・ドブキン監督は、ミラン・ファン・ウィールデンのセルフ・テープに非常に感銘を受け、追加オーディションなしですぐに21世紀のヴァイキング役に抜擢した。彼は、このプロジェクトで最も早いキャスティングだったと語っている。

失敗談・うっかりミス

• 失敗談・うっかりミス
  ユーロビジョンに最も大きな資金を提供している5つの国が、準決勝を経ずに決勝に進出します。その国とは、スペイン、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスで、いわゆる「ビッグ5」と呼ばれています。映画の中では、スペインとイギリスが準決勝で歌うという、これまでのフェスティバルの歴史の中で一度もなかったことが起きています。結果画面にも、実際のコンテストでは決勝戦でしか映らないビッグ5がすべて映っています。また、開催国は決勝戦への出場が保証されています。このコンテストはエディンバラで開催されていたので、たとえイギリスがBIG5に入っていなくても、いずれにしても決勝戦に進出していたことになります。

ネタバレ有り

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  これまで、1組を除くすべての国内決勝進出者が死亡し、最後に残った1組がユーロビジョンに出場するという事はありませんでしたが、国内決勝進出者が出場する前に死亡した例は過去にあり、それは偶然にもアイスランドで起きていました。2011年、担当するSöngvakeppnin公演の準決勝のわずか12日前に、歌手のSigurjón "Sjonni" Brinkが脳卒中で急死。彼の家族が彼の作品「Aftur heim」を大会に残すことを選んだため、彼と親しい音楽仲間6人が自らこの歌を演奏することが決まりました。このことから、彼らは「Sjonni's Friends」と名づけられ、準決勝から勝ち進み、国内選考を通過し、アイスランド代表として2011年のユーロビジョン・ソング・コンテストに出場することになりました。