駆け足感が勿体ない
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月30日 00時15分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
人の人生を二時間に詰め込めばこうなるだろうと想像通りでした。
個人的に幕末が好きということから、全く興味がない人よりは事前知識があったかと思います。その為、人の名前ぽんて出てきても、ああ、あの人ね、この人ね。名前変わる前のあの人ね。が伝わりました。
けれど、幕末から明治にかけての時代は人の名前が変わる変わる。
作品の善し悪しというよりは、正しい歴史の作品であるがゆえに、駆け足で進んでいく登場人物とその関係性に、置いてけぼりになってしまった観客の方もいらっしゃったのではないでしょうか。
きっと幕末史を、明治初期の歴史を思わず復習してしまった方もいたのではないでしょうか。
そういう意味で総評があげにくいと思いました。
本編終了後、インタビューとドキュメント映像が短く流れました。主演に不幸があった作品ですので、あの映像を見て、涙が溢れた方もいたのではないでしょうか。