大好きなシーンが圧倒的映像美で再び観れた
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月9日 10時00分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
このレビューには個人的な見解も含みますが、それを前提でご覧ください。
ディズニーのアラジンは、アニメ版が大好きで子供のころに何度も観ていました。
その実写版ということで楽しみにしていましたが、期待を大きく上回ってくれました。
まずその映像美です。
アラビアの街の様子が、細部までキレイに表現されています。
また、私の一番好きなシーンがそのキレイな映像で観れたことが、何よりも嬉しいポイントです。
私が一番好きシーンは、一番のキーとなってくる言葉、
「Do you trust me?(僕を信じろ)」
が、序盤と中盤の2回に渡って使われている場面の前後です。
アラジンがその言葉を発したときのジャスミンの乙女な表情に、こちらまで胸がときめいてしまいます。
中盤で2回目にその言葉をアラジンが使うシーンの前、
突如現れた正体不明のアリ王子(アラジン)に、ジャスミンははじめ、全く興味を示しません。
アラジンは、金品やカッコいいダンスでジャスミンの気を引けると思ったのですが、全く効果がないのです。
そのアラジンの浅はかさには、観ているこちらも笑ってしまいます。
しかし、アラジンがジャスミンの部屋に押しかけた際、アラジンの素が出始めます。
そして、ジャスミンの友人で虎のラジャーは、散々お見合いを迫ってきた各国の王子に、吠えたり威嚇をしていたのにも関わらず、何故かアリ王子には、すぐ懐きます。(ラジャーはきっと匂いや雰囲気で、すぐにアリ王子がアラジンと気がついたのでしょう。)
その様子を観て、ジャスミンは不思議に思います。
ラジャーは人を見る目があるし、心のキレイな人にしか懐かないからです。
そして確信のシーン。
アラジンが魔法の絨毯での空へのデートに、ジャスミンを誘います。
不安がるジャスミンにアラジンが2回目の
「Do you trust me?(僕を信じろ)」
という言葉を掛けます。
ジャスミンはハッとします。
街の市場で、アラジンがジャスミンを助けた時に掛けた言葉と、全く同じであったからです。
ジャスミンは、アリ王子をアラジンと確信し、デートの誘いを承諾します。
そして美しい空の旅に出ます。
上記のシーンは、何度観ても感動そのものです。
これほどまでにロマンティクな気分にさせてくれる映画は、私にとって他にはなかなかありません。
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