最高のバカ騒ぎ!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月9日 00時57分
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総合評価:
5.0
銀魂の本当に最後の劇場版作品です。今回のストーリーは、原作のクライマックスをベースにしたストーリーとなっています。カットしている所(近藤さんの結婚式やひょんな事から万事屋に戻り、シャワー浴びている神楽にしめられる所、銀さんがいるターミナルへ仲間と向かうシーン)はありましたが、そこは、dTVの方で前日談として描かれています。話の流れなどわからない人たちのために、銀さんがドラゴンボール風の画風と本家のBGMを使用しながらわかりやすいようで偉い人に怒られるようなあらすじが説明されたときは、「わかりやすいけどこれは危ない」と思いました。はじめて銀魂を見る人も実写で銀魂を見始めた人や子供などわかりやすい説明でした。そんな銀時の説明にツッコミをする桂や高杉のやりとりは、クスッと笑いながらも、どこか切なさがありました。重要な部分にDOESさんの挿入歌が流れたときは、胸が熱くなりました。世界を救うために立ち上がる仲間達のアクションや銀時不在の2年の間に成長した新八と神楽の姿に嬉しさを感じました。闘いの中にもコミカルなシーンがあったり、ほっとするような所がありました。虚と松陽先生のドラマや高杉と銀時の語らいのシーンにオリジナルの映像が流れたときは涙なしには見れませんでした。そして、新八と松陽先生の語らいや、銀時と松陽先生を再会させるために力を合わせて先生の元へ行かせる皆のチームワークにエンディングの「轍」が流れたのは良い意味で反則でした。後日談は銀魂らしさ全開のらしさのラストでした。エンディングにも過去のエンディングのネタがあり、どのエンディングなのか見た後にもう一度エンディング映像を見返して、また観るのも面白い発見が出来ます。また、エンディングの後におまけアニメもあり、そこに原作者の空知先生が出演してます。いろいろ突っ込みどころが満載でした。銀魂ファンは是非とも観て欲しいです。最高のバカ騒ぎな映画でした。
イメージワード
- ・楽しい
- ・笑える
- ・泣ける
- ・切ない
- ・かっこいい
- ・コミカル