全員集合の最後の晴れ舞台?
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月16日 23時38分
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総合評価:
5.0
アニメ銀魂の最後の晴れ舞台となる劇場版作品ともあって、万事屋や真選組だけでなく銀魂の世界を彩る様々なキャラクターがそこかしこに登場します。
ストーリーの軸は虚の復活を企む星芒教と、かつて吉田松陽の弟子として名を連ねた坂田銀時・高杉晋助・桂小太郎が最後の死闘を繰り広げる内容となっていますが…
まず、冒頭のあらすじ解説からおなじみの銀魂カラーが炸裂していました。(笑)
かつて地上波でのアニメ放送時、勝手にBGMを使用して怒られた挙句、DVD化と共に差し替えられた某ジャンプレジェンド作品のテーマソングを、今回は巨大スクリーンで堂々と流し、更には画風までもしっかり借りてきてしまう。(笑)
こんな荒業が許されるのは、銀魂くらいでしょう。
銀時が高杉が攘夷戦争振りに共闘する姿は、最終回まで銀魂を愛してきた者にとって何ともこみあげてくるものがありました。
そして、成長して少し大人な容姿になった新八と神楽も必見です。
(2年後篇とは成長が違います。笑)
また、シリアスの中に絶妙なバランスで笑いを入れてくる辺りは、やはりさすがと言ったところです。
そして銀魂ファンにはたまらない要素がもう一つ。
楽曲担当が、DOESとSPYAIRであるということです。
両バンドは銀魂を語る上で絶対に外せないアーティスなわけですが、まさか最後の劇場版でWコンボしてくれるとは…。
それだけでも涙ものです。
これまで何度も「終わる終わる詐欺」と言われてきた銀魂ですが、本当にこれで終わってしまうのかと思うと寂しいものがあります。
今回も詐欺であって欲しいという期待を込めて、タイトルには?マークを付けさせていただきました。
やはり私にとって銀魂は、永久に不潔で愛すべき作品です。
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