コロナウィルスの影響で休息に普及したZoomの恐ろしい一面を描いた映画!
2021年5月27日 17時03分
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総合評価:
3.0
本作は、映画「Strings」で若干17才でインディペンデント映画賞レイダンス賞を受賞したロブ・サベッジが監督と脚本も担当して制作した、新感覚オカルトホラー作品です。わずか12週間で製作し公開したことでも話題になった作品です。舞台は、コロナウィルスによってロックダウンしたイギリスで、男女6人がZoom公霊会といものを企画開催し、そのことで実際に悪霊を引き寄せ遭遇してしまう身の毛のよだつような恐怖を描いた作品になっています。
実際にコロナによってロックダウンしたイギリスが舞台なので、本当にこのような行動をとった若者がいたんじゃないかと、妙なリアリティがありました。ろうそくの火やZoomのフィルター処理の演出も雰囲気がでてより怖さを感じました。
この作品、たった12週間で完成させたせいか、多少ツッコミどころも正直ありますが、良い意味でストーリー展開のテンポがいいので、あまり間延びしてる感じはありませんでした。現在コロナの影響で、個人のコミュニケーション手段や会社の会議なので、一気にZoomが社会に普及しましたが、この作品のような側面もあるのだと、とても興味深かったです。もしかしたら、この作品を観て同じようなことをする人間がでてくるんじゃないかと思ってしまいました。あとネタバレになってしまうのであまり言えませんが、ラストは最後までしっかり観てくださいね。