スパイダーマン：ファー・フロム・ホームの豆知識・失敗談

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スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム
2019年6月28日上映 / アメリカ / 135分

4.1/5.0

6件

高校生のピーター・パーカー(トム・ホランド)は夏休みを迎え、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)たちとヨーロッパへ旅行に行く。ところが、ピーターの前にS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が現れ、彼にある任務を与える。

豆知識・トリビア

豆知識・トリビア
(10分頃) ピーターのスーツケースに「BFP」の文字が入っています。これはベンジャミン・フランクリン・パーカー、つまりピーター・パーカーの叔父であるベンのことを指しています。彼の死によって彼は責任を持って能力を使うようになりました。
豆知識・トリビア
トム・ホランドは、ジェイソン・モモアがクレイヴン・ザ・ハンター役で出演することを望みました。
豆知識・トリビア
本作は、2018年11月12日に亡くなったことにより、MCUの共同制作者であるスタン・リーのカメオ出演がない初めてのマーベル・スタジオ作品となります。
豆知識・トリビア
(33分頃）映画の中でスパイダーマンが「キャプテン・マーベル」に言及していますが、これはMCUのキャラクターが初めてキャロル・ダンバースをその名前で呼んだことを意味しています。
豆知識・トリビア
ピーターのパスポートには8月10日が誕生日として記載されています。スパイダーマンが初めて登場したのは、1962年8月10日に発売された『アメイジング・ファンタジー』15号です。
豆知識・トリビア
絵コンテ作家のジェフリー・ヘンダーソンによると、ミステリオは、サム・ライミ監督のキャンセルした『スパイダーマン4』の悪役の一人になるはずでした。彼は、ライミの幼なじみで長年の協力者であり、スパイダーマン3作すべてにカメオ出演していたカルトアイコンのブルース・キャンベルが演じるはずだったのです。
豆知識・トリビア
(1時間16分頃) フューリーとマリア・ヒルが運転する車のナンバープレートは MTU83779 で、これは 1979年7月の Marvel Team Up 83号「Spider-Man and Nick Fury」にちなんでいます。
豆知識・トリビア
ジェイク・ギレンホールがスパイダーマン映画に関わるのは今回が初めてではありません。もともと彼は、『シービスケット』（2003年）の撮影中にマグワイアが負傷したため、サム・ライミ監督の『スパイダーマン2』（2004年）でトビー・マグワイアに代わってスパイダーマンを演じる予定でしたが、幸運にも怪我が治り、セットに復帰することができたのです。

失敗談・うっかりミス

失敗談・うっかりミス
(35分頃）前後のシーンのショットを見ると、学生たちはヴェネツィア本島のホテルに滞在しており、出発時にはバスが彼らを迎えに来ます。しかし、実際には街中に自動車は入れないし、ましてやバスや大型車両は入れません。曲がりくねった道や運河を移動するのは不可能です。
失敗談・うっかりミス
(1時間30分頃）スターク・ジェットがイギリスに入るとき、キャプションにドーセットの海岸線と書かれています。アムステルダムからロンドンへ飛ぶと、イギリスの東海岸を横切り、エセックス州の海岸の上に入りますが、ドーセットのチョーククリフは160マイル離れた南西部の海岸線にあります。
失敗談・うっかりミス
(1時間15分頃) ヨーロッパの列車に関する複数の誤りがあります。スパイダーマンはプラハからベルリンまで高速の「新幹線」に乗り、その後、ベルリンからオランダまでの新幹線にうっかり乗ってしまうシーンがありますが、チェコ共和国には新幹線はなく、ベルリンとオランダの目的地を直接結ぶ列車もありません。また、ベルリン市内を走る列車は、映画で描かれているようなスピードは出せないでしょう。さらに、クラスメイトはプラハからロンドンまで列車で移動しているようです。この2つの都市を結ぶ直通列車はなく、最低でも4つの駅を経由するため、丸1日近くかかります。
失敗談・うっかりミス
この映画では、拳銃を振り上げるとカチカチと金属音がするという、今ではすっかり飽きられてしまった演出を取り入れています。どうやら音響担当者はこれを観客に聞かせる必要があると考えているようで、安全装置が外される音だと思われます。ただし、この音を出しているハンドガンはグロックで、外部安全装置も手動安全装置もなく、音はしません。

ネタバレ有り

下記の内容にはネタバレが含まれます

豆知識・トリビア

豆知識・トリビア
上映1時間55分でJ・ジョナ・ジェイムセンはマーベル・シネマティック・ユニバース　デビューを果たします。このキャラクターはファンからも人気でスパイダーマン3(2007年)以来の登場となりました。役は以前と同じく俳優J.Kシモンズが勤め、彼はスパイダーマントリロジーでキャラクターを描写しています。これは、マーベル映画のリブートのシリーズで、同じ俳優がひとつのキャラクターを演じたのは初めてのことです。
豆知識・トリビア
(2時間5分あたり）ポストクレジットのシーンでは、『キャプテン・マーベル（2019）』で紹介されていた説を検証しています。ニック・フューリーは（少なくとも時々）実際にはスクラルです。タロスはフューリーに代わって大佐のような役割を果たしていますが、彼は ”キャプテン・マーベル/コズミック・アベンジャーズ”レベルのミッションを監督しているようです。おそらく、チームが集結したことを知っていた『アベンジャーズ』（2012年）のイベントの後、フューリーはそのスキルを宇宙に持って移動し、タロスを自分の代わりに送り込んだのではないかと思われます。"アベンジャーズ：エイジ・オブ・ウルトロン"（2015年）でフューリーが斜めにカットされた三角トーストを食べているのはそのためです（彼はキャロル・ダンバースに「斜めにカットされた三角トーストは苦手だ」と言っていました）。
豆知識・トリビア
『キャプテン・アメリカシビル・ウォー』（2016年）（MCUにスパイダーマンを登場させた作品）の公開直後、BARFテクノロジーはクエンティン・ベック（ミステリオ）が作ったというファン理論があり、『スパイダーマン：ホームカミング』（2017年）の悪役は彼ではないかという憶測を呼びました。『ホームカミング』のヴィランにはヴァルチャーが選ばれましたが、『ファー・フロム・ホーム』のヴィランはミステリオであり、彼が本当にこの技術の生みの親であることが、本作で確認されました（トニーの手柄になったのです）。