ゲキ×シネ「蜉蝣峠」
自身の名前以外の記憶が一切ない男・闇太郎(古田新太)は、蜉蝣峠と呼ばれる峠を下った先にある宿場町を訪れる。極道者たちが勢力争いを繰り広げ荒廃しきった町で、彼の知り合いだという女・お泪(高岡早紀)に出会う。過去の記憶がない闇太郎に、飯屋の主人が25年前に起きたある事件の話を始め、次第に闇太郎の過去が明らかになっていく。
初めて観た舞台がこれでした。テーマは悪い権力者たちに振り回される弱者たちと、人間の愛憎劇だと思いました。 しかしいきなり「シャモリさん」と呼ばれる軍鶏の着ぐるみを被った堤真一さんが出てきて、団員たちと子芝居をしたり、カラオケあり、はたまたミュージカルもあり、ギャグも満載で、重いテーマの中にもあっちにもこっちにもギャグがちりばめられていて、「自由か!」と叫んでしまいたくなる程に面白かったです。 しかし、ストーリーは後半になるほど加速度的にシリアス部分が多くなり、また人間模様も複雑に絡んでいて、重厚感のある展開も気に入っています。 また、舞台演劇なので決められた広さで表現しなくてはならないけれど、それを全く感じさせない程に、荒廃した宿場町感も良く出ていて、ある出来事の回想シーンでは透けた布を上手く使い、別の目線からの表現にしたり工夫も素晴らしく、その舞台の動的変化にも感動しました。 古田新太さんらの歌声が素晴らしく、堤真一さんらの殺陣のシーンもカッコよかったです。
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