モンガに散る
1986年、台北一の繁華街モンガは商業地区として繁栄する裏で多くの極道組織が覇権争いを繰り広げ、抗争の絶えない街だった。ある日、この街に引っ越してきた高校生のモスキートと、モンガで一番の権力を持つ極道の親分の一人息子で校内勢力を仕切っているドラゴンが出会い、意気投合した彼らは青春の日々を謳歌(おうか)するが……。
台湾では社会現象にまでなったという本作は、言わば台湾版『友へチング』。 でも韓国映画に比べてバイオレンスは抑えめで、イケメン揃いの青春映画としてのカラーが強い。それでも、定番のはずの友情と裏切りの物語なのに、こんなにも夢中で観てしまったのは何故なんだろう? 一つは間違いなく脚本が良いからだ。奇をてらわずに清々しいまでにストレートな青春ドラマの描き方。 それでも既視感なく観れたのは台湾という国の、取り分け夜の街灯りが魅せる夢幻的な情景のせいかもしれない。とにかく彷徨する姿までが絵になるんだよなあ。 あと、バイオレンス抑えめとは書いたものの、『瞬間接着剤』を使った身の毛もよだつ拷問が出て来たり、ナイフによる滅多刺しなどヤルことはしっかりヤッている。 格闘シーンもカンフーみたいな動きは一切なく、無骨な前蹴りとかただぶん殴ったりと、荒々しいのがとても良い。 僕がイチバンぐっと来たのはクライマックスの血しぶきが花びらになる演出。ホントに上手いことやるなあって感動しました。
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