名探偵ピカチュウの豆知識・失敗談

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  名探偵ピカチュウ

  2019年5月3日 上映 / アメリカ / 97分

  3.2/5.0

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  子供のころポケモンが好きだったティム(ジャスティス・スミス)は、ポケモンに関する事件の捜査から戻らないままだった父親のハリーが、事故で亡くなったと同僚のヨシダ警部(渡辺謙)から知らされる。人間とポケモンが共存する街、ライムシティにある父親の部屋を訪れたティムは、人間の言葉を話す名探偵ピカチュウに遭遇。ピカチュウは、ハリーが生きていると確信していた。

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  本作が上映開始する一日前に、作品が丸ごとYouTubeに「リーク」してしまいました。現実には、このビデオをクリックすると、本編が1分だけ流れてその後ピカチュウのダンスのループが1時間45分続いたそうです。
• 豆知識・トリビア
  リアルなポケモンのデザインはR.J.パルマーの作品をベースにしています。本作の制作デザイナーはインターネットでリアルなポケモンのデザインを探していた時に、彼を知りました。パルマーの作品をとても気に入った為、本作のコンセプトアーティストに起用しました。
• 豆知識・トリビア
  ティムはテレビで放送しているギャング映画のことを「古い探偵映画」と言います。流れている映像は実際に、ホームアローン（1990）第一作の中に出てきた作中作の「Angels With Filthy Souls」という映画です。
• 豆知識・トリビア
  ダニー・デヴィートにピカチュウの声をして欲しいという嘆願がなされました。
• 豆知識・トリビア
  ポケモンGOの大成功が、アクション映画の制作が許可された理由だと言われています。
• 豆知識・トリビア
  Mr. Mimeの取り調べでは、『Basic Instinct』のシャロン・ストーンの「足組みシーン」を真似ています。
• 豆知識・トリビア
  大観衆のチャントのボイスオーバーは、ナッシュビルで開催された「ポケモンワールドチャンピオンシップス2018」で収録されたものです。
• 豆知識・トリビア
  制作当時は800匹以上のポケモンがいたそうです。名探偵ピカチュウには60匹強のポケモンしか登場しないと言われています。
• 豆知識・トリビア
  MPCのVFXスーパーバイザーであるピート・ディオンヌは、映画のポケモンをデザインするにあたり、ポケモン社が妥協しなかったポイントは、「どんな状況でも、すべてのポケモンが愛らしいままであること」だと述べています。
• 豆知識・トリビア
  ビデオゲームを原作とする映画としては初めて、Rotten Tomatoesで67%のスコアを獲得しました。
• 豆知識・トリビア
  本作に出演が決定したのは、ジャスティス・スミスが最初でした。『ペーパータウン』（2015）でスミスが演じたキャラクターがストリップモールのシーンでポケモンのテーマソングを歌ったのは、スミスと共演者のハルストン・セージの提案によるものでした。

ネタバレ有り

豆知識・トリビア

• 豆知識・トリビア
  ミスター・マイムの尋問シーンで、ピカチュウが最初に何を言おうとしているのか推測すると、「私の問題は、人を押しのけて、去っていく人を憎むことです。」と読み取れます。これは一見その場限りの冗談のように思えますが、彼が記憶喪失であることを考えれば、奇妙なことのように思えます。映画の終わりには、ピカチュウがハリーであることがわかります。つまり、彼は無意識のうちに自分自身のことを話していたのです。彼が突き放したのはティムで、彼らは本当に再会することはありませんでした。
• 豆知識・トリビア
  登場するポケモンの中でピカチュウだけは、ライアン・レイノルズが演じていない4つのシーンで、原作アニメの声優・大谷育江がアーカイブ録音で声を当てています。他のポケモンはすべて新しい声や鳴き声を当てています（プリンを除く）。